2018年3月をもって連載を終了させていただきました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。

鯛のオリエンタルな混ぜゴハン

  
クリスマスシーズンですが、ぜんぜんクリスマスっぽくないけど美味しい混ぜゴハンのご紹介。魚の小骨にたいへん注意が必要で、少し面倒なレシピですが、癖になる美味しさのスパイシーなオリエンタルな混ぜゴハン。白身の手頃なサイズの魚ならなんでもオッケーですが、週末のおもてなし料理ということで、ハッピーで豪華な見栄えの花鯛(小鯛)を使って作りました。

20121215_1.jpg

完成し、このホイルを空けた瞬間の香りが最高ですよ。お米は玄米をメインにいろんな雑穀を使ってるので、風味と食感が非常にいいです。


<材料>4〜6人分くらい
・花鯛 4尾
・玄米 1.5カップ
・押麦、きび、あわ 各大さじ1
・アラマンサス、黒米 各大さじ1
・だし汁(こんぶ) 400cc
・オリーブオイル 大さじ2
・塩 少々
・カイエンペッパー 小さじ2
・ターメリック 小さじ2
・ローリエ 4枚
・ローズマリー 少々
・コショウ 少々
・ニンニク 1片
・バター 10g
・ナンプラー 小さじ1
・白ごま 小さじ1
・パセリ(乾燥) 少々


<作り方>

20121215_2.jpg

1)魚の下準備
花鯛のウロコ、内蔵を処理し、キッチンペーパーで水気を拭き取ったら、塩をふっておく。胴体に十字に切れ目を入れる。

2)ゴハンを炊く
玄米、押麦、きび、あわ、アラマンサス、黒米をあわせて、軽く洗い、ザルに空け水気を切る。炊飯器に入れ、だし汁を加えて「玄米モード」で炊きます。


20121215_3.jpg

3)魚を焼く
耐熱プレートに花鯛を並べ、カイエンペッパー小さじ1、ターメリック小さじ1、コショウ少々、ローズマリーの葉をまぶす。さらにスライスしたニンニクとローリエを添えたら、オリーブオイル大さじ1をかける。このままオーブングリルへ入れ、20分ほど焼く。皮目がパリッと焼け、焦げる寸前くらいが目安。


20121215_4.jpg

4)ゴハンに味付け
炊飯器で炊いたご飯を、耐熱容器に移し、バター、ナンプラー、カイエンペッパー小さじ1、ターメリック小さじ1、粗めにすった白ごま、パセリを加えて混ぜる。焼き上がった花鯛をのせ、ホイルをかぶせて10分程度蒸らし味と香りを馴染ませる。


20121215_5.jpg

5)魚とゴハンを混ぜる
ホイルを外し、花鯛の身を解し、頭や骨を取り除く。花鯛の身とゴハンを混ぜ合わせたら完成。※取り除けなかった小骨が含まれてる場合がありますので、ご注意ください。


鯛は正直小骨が結構めんどくさいので、簡単に作りたい人は、タラなどの白身魚の切り身を使うのがオススメです〜。


ゴハンに混ぜずに、そのまま花鯛をいただいても美味しいですよ。
スパイスやレモンをふんだん使った、スパイシーローストフィッシュもオススメ!!



Higuccini

美大を卒業後、IT企業のデザイン部門に長年勤務。4年前から料理ブログを始め、お休みの日は朝から晩まで料理三昧。男の料理の持つ美味しさのシズル感を大切に日々ブログ「The Last Order」に綴る。

2011年に独立、「Kitchen Studio HIGUCCINI」を設立し料理研究家としてレシピ開発や食や生活に関するWebサイトのクリエイティブを行う。

こちらもチェック!

カテゴリー

月別アーカイブ

新着!公式連載