2018年3月をもって連載を終了させていただきました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。

香ばしいローストハーブチキン

  
多くのパーティーメニューがテーブルを飾るクリスマスシーズンの12月。定番はやっぱりチキン。骨付きチキンがやっぱり美味しいけど、どうしても食べづらいという意見もあり、普通の鶏もも肉をちょっと豪華そうにアレンジして焼いてみました。お肉の中心にはハーブを入れ、凧糸で巻いただけだけど、焼き上がりのコロンとした見た目と、しっかり焼かれた皮目がそそるローストチキンです。

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香ばしくするポイントはニンニクの皮と玉葱の皮も一緒に漬け込み、一緒にオーブンで焼く事。食べるときは取り除きますが、焼き上がりの風味が一段とアップします。ちなみに、どっちの皮も、舐めるとかなり美味しいですよ。

<材料>4人分
・鶏もも肉 2枚
・玉葱 1個
・人参 1本
・塩 小さじ1
・コショウ  小さじ1
・カイエンペッパー 大さじ1
・ニンニク2片
・ローズマリー 2本
・オレガノ 2本
・セージ 2本
・ローリエ 4枚
・オリーブオイル 大さじ2


<作り方>

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1)下味をつける
鶏もも肉に塩とコショウとカイエンペッパーを全体にまぶし、耐熱容器に並べ、潰したニンニク、ローズマリー、オレガノ、セージ、ローリエをのせ、オリーブオイルを回しかけ、30分ほど寝かす。このときにニンニクの皮と玉葱の皮も捨てずに一緒に加えると、香りが増します。


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2)お肉を巻く
味を馴染ませた鶏もも肉は皮目を外にして、いっしょに漬けてたローズマリーとオレガノとセージを包んで凧糸で縛ります。


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3)オーブンで焼きます。
耐熱容器に、厚さ1cm程度の輪切りにした玉葱と人参を敷き詰め、漬けてたローリエ、ニンニク、ニンニクの皮、玉葱の皮も敷、その上に、凧糸で巻いた鶏肉をおき、220度のオーブンで60分焼きます。途中でお肉は返し、染み出たオイルを回しかけ、全体に焼き色を着けます。


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4)盛り付け
焼き上がった鶏肉は少し置いて粗熱を取り、凧糸をほどき、中心のハーブを抜き、2〜3cm幅で切り分けます。玉葱と人参を敷いたお皿に盛りつけて完成。


ちなみに、これにサラダをあわせて、サンドイッチにするのも好きです。



Higuccini

美大を卒業後、IT企業のデザイン部門に長年勤務。4年前から料理ブログを始め、お休みの日は朝から晩まで料理三昧。男の料理の持つ美味しさのシズル感を大切に日々ブログ「The Last Order」に綴る。

2011年に独立、「Kitchen Studio HIGUCCINI」を設立し料理研究家としてレシピ開発や食や生活に関するWebサイトのクリエイティブを行う。

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