2018年3月をもって連載を終了させていただきました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。

イトヨリで魚のハーブグリル

  
イトヨリも秋から冬にかけて美味しくなる魚。今回はハーブの香りをまとわせた焼き魚です。グリルパンで皮目をしっかり焼きパリっと香ばしく、中の身はふっくら。小骨に気をつけながら、白ワイン。天板の上に染出た汁もパンで拭きながら、旨味を余すこと無くいただきました。

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仕上げにレモンもいいですけど、より香りと酸味の風味がよいカボスやスダチをギュっと搾って是非どうぞ〜。


<材料>1〜2人分
・イトヨリ 1尾
・カボス 1個
・ローズマリー 1〜2本程度
・セージ 1〜2本程度
・オレガノ 1〜2本程度
・タイム 1〜2本程度
・イタリアンパセリ 適量
・ニンニク 1片
・塩、コショウ 少々
・オリーブオイル 大さじ3程度
※ハーブはお好みで組み合わせてお楽しみください。


<作り方> ※魚の下処理はお魚屋さんで済ませるのがやっぱり楽です。

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1)下味をつける
イトヨリはウロコと内蔵を処理し、水気を拭き取ったら、全体に塩コショウをふり、ハーブを束にしてお腹に詰める。スライスしたニンニク、オリーブオイルを塗って30分ほどおく。


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2)焼く
グリルパンを温めたら、イトヨリを焼きます。片面ずつしっかり焼き目を付けるように。焼き目がけっこう重要なんです。しっかり焼くためには、モクモクする煙に耐えること。やばい、ちょっと焦げたかな?くらいではダメで、しっかり焦げが確認できるまで、我慢しましょう。※魚のカタチが大きくて、火が入り切らない場合は、温めたオーブンで仕上げます。


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3)仕上げ
ちぎったイタリアンパセリをちらし、追いオリーブオイルをふりかけ、カボスを搾り、完成です。


焼く時は、かなりの煙が出ますので、しっかりと換気扇をまわしてくださいねー!




Higuccini

美大を卒業後、IT企業のデザイン部門に長年勤務。4年前から料理ブログを始め、お休みの日は朝から晩まで料理三昧。男の料理の持つ美味しさのシズル感を大切に日々ブログ「The Last Order」に綴る。

2011年に独立、「Kitchen Studio HIGUCCINI」を設立し料理研究家としてレシピ開発や食や生活に関するWebサイトのクリエイティブを行う。

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