寒天は洗って水(分量外)につけ、充分に膨潤させる。(15~20分)
水を絞った寒天を細かくちぎって鍋にいれ、分量の水を加えて火にかける。寒天が煮溶けたら、砂糖を加えて煮る。(砂糖が完全に溶けて混ざるまで)
重さを量った鍋に餡を入れ木杓子でほぐして②を少しずつ加え混ぜ、火にかけて500gになるまで煮詰め、一つまみの塩を加えて火からおろす。
鍋のまま水につけて45~50℃位まで(手で鍋を触れる位)冷やし、水にぬらした流し箱に入れる。
栗を半分に切り、後で切り分けやすいように等間隔で並べて入れる。
冷えたら、型から取り出して切り分けて盛りつける。
失敗しやすいのは、水羊羹液の温度が高すぎると餡のほうが寒天液よりも重いので分離して沈んでしまいます。低すぎると、寒天液の凝固開始温度が45℃付近と高めなので流し込んだ後の表面が平らにならないので注意することです。
甘さ控えめですので、使用する餡の甘さをチェックしてみてあと10gぐらいは砂糖を足しても良いと思います。
型は流し箱が使いやすいですが、小さめの湯のみのような物で1人分づつ固めてもOK。タッパーなど大きめのものの場合は後で取り出し易いように、必ず水で軽くぬらして拭かずに寒天液を流し込んでください。