2017年7月をもって連載を終了させていただきました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。

昭和の味「海老となすと青梗菜の甘辛焼きうどん」

  

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今日はなんだかほっこり懐かしい味のする麺を食べたくなりました。

金曜日と土曜日はイギリススタイルのロースト料理のお料理教室、そして日曜日も家族でサンデーロースト!

3日続けての洋風なお料理を食べたからかな?


うどんは太いほうが好きですが、少し細めのうどんが家にあったので、これをつかって美味しい焼きうどんを作ろう!

冷蔵庫の中を見ると、茄子!青梗菜!ボイル海老!が待っていました。(笑)

茄子は油と好相性!ごま油の風味もばっちりです。

そして青梗菜は日本同様こちらでも手に入るので良く使います。

癖がなく、炒め物は特に美味しくどんな食材にも合う私の大好きな万能野菜!

そして、海老は私の中ではアイドルです!

お寿司、エビフライ、海老の天ぷら!ああ~~もう考えただけでもめまいが~~。(笑)

というわけで、なんだか私の好きなものを大終結した焼きうどんになりました。

味付けはシンプルに醤油、砂糖、酒で照り焼き風。

これは作っているだけでいい香りが家の中に広がり、2階にいた息子が何作っているの?と覗き込みにやってきたほどです。(笑)

美味しいものは子供も引き寄せるんだわ~~なんて嬉しい実験も完了!

甘辛味にちょっとしょうがをプラスするだけで、さわやかで最後まで飽きずに食べられるように仕上がります。

このしょうがを入れるのと入れないのでは格段に美味しさが違いますのでぜひ加えて下さい。

でも!お子さんはきっと入れないほうが好きでしょう!

そのときは子供用を別のお皿に取ってから、大人用にしょうがを加えて混ぜてください~!

海老がなければ入れずに省いてもOK!

青梗菜がなければ小松菜やキャベツでも代用OK!

と、臨機応変なレシピですのでぜひぜひ作っていただけたら嬉しいです☆

では!クッキング開始!

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材料 1~2人分

乾燥うどん 140g

茄子 120g

ボイル海老 (生の海老でもOK、もしくはなければ省いても美味しく作れます。)

青梗菜 1株 約100g (そのほかの青菜、キャベツなどを刻んで作ってもOK)

ごま油 大さじ3
青海苔 少々

A 
しょうゆ 大さじ1

砂糖 小さじ2

酒 大さじ2

生姜摩り下ろし 小1片 約5g


作り方

1、うどんをたっぷりの湯の中で表示時間通り湯で水気を切って流水で揉み洗いしながらぬめりを取る。

2、なすは薄いいちょう切りにして水にさらしアクを抜き、ざるに空けて水気を切りキッチンペーパーで水分を取る。

3、青梗菜は1センチ幅のざく切り、海老は大きめに軽く刻む。

4、フライパンにごま油を熱し、強火で2をいためて油が馴染んだら、青梗菜を加えて炒める。

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5、4の中に海老を加えて更に炒める。

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6、5の中に1を加えて具材と混ざるように炒め、よく混ぜ合わせたAを加えて全体にソースと具材が混ざれば火を止めて盛り付ける。

7、6の上に青海苔を振って出来上がり!

ほっとするしょうがのきいた甘辛味の素朴な焼きうどん!召し上がれ!

エリオットゆかり

イギリス在住料理研究家。日本語堪能なイギリス人の夫と息子、娘の4人家族。趣味が高じて和食&アジアン料理を中心としたケータリングビジネスを立ち上げ、現在はイギリスの自宅で料理とテーブルコーディネートの教室を主宰。英国大使館のイギリス食文化についての寄稿、コラム連載、レストランへのレシピ開発、企業とのコラボレーションイベントやメディアにて活動中。著書に「ホントはおいしいイギリス料理」などがある。簡単でおしゃれな創作料理が話題のブログ「Yukari's Happy Kitchen」も要チェック!

旧連載「動画でレッスン♪エリオットゆかりのおもてなし教室」もチェック!

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