2018年3月をもって連載を終了させていただきました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。

夏バテ予防に餃子

  
梅雨でジメジメ。蒸し暑い日が始まってます。本格的な夏を前にスタミナをしっかりつけて夏バテ予防を進めましょう。我が家でいちばんのスタミナ料理といえばやっぱり餃子。小麦粉を使って皮から作るのですが、パスタマシンを活用すると、均一にキレイな皮が簡単にできるので、とってもオススメです。※ラビオリといっしょですね。


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手作りの皮はお好みの配合や厚みも調整できるので、モッチリさせたりカリッとさせたり、いろいろ工夫次第で楽しめますよ。 大きめの鉄鍋にギュウギュウに餃子を敷き詰めて、4人前をドーンとお皿に盛るとただの餃子もとってもご馳走に!

エビや大葉やチーズにキムチなど、いろんな具材を楽しめるのも餃子の楽しいところ。今回はシンプルな餃子ですが、お好みのアレンジにチャレンジするのもおもしろいですよね。


<材料>4人分(40個くらい)
皮:強力粉150g、薄力粉150g、熱湯150ml 
具:豚バラ肉の塊200g、白菜200g、ニラ50g、長ネギ50g、ショウガ少々、ニンニク少々、醤油大さじ2、紹興酒大さじ1、ごま油大さじ1


<作り方>
餃子は両手を使って作る行程が多く、しかも汚れるので、一杯呑みながら作ることが難しいです。それでも飲みたい場合は、細めのストローで砂糖を加えた紹興酒をいただくのがオススメ。気持ち良く餃子を包めます。 


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1)皮の生地を作る
ボウルに強力粉、薄力粉、熱湯を入れ、綿棒で突いてまんべんなく混ぜ合わせる。粗熱がとれたら手で良く捏ねてまとめていく。生地にツヤがでるまでしっかりと捏ねる。生地を丸めてラップをして1時間ほど休ませておきます。


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2)皮を作る
休ませた生地を綿棒を使って伸ばします。ある程度まで伸ばしたら、マスタマシンに通して、1.5mm程度に伸ばします。直径7cmのセルクルを使って切り抜きます。打ち粉をして皮と皮がくっつかないようにします。


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3)具を作る
白菜は粗みじん切りにして、塩をひとつまみ程度ふって軽く混ぜ合わせて少し置く。豚バラ肉は食感が残る程度の細かさに切り、包丁でたたく。ボウルに豚肉、ニラと長ネギはみじん切り、ショウガとニンニクはすりおろし、醤油と紹興酒とごま油を加え、よく練る。 しんなりした白菜の水分を切り、具材を全て混ぜ合わせ、冷蔵庫で1時間程度休ませる。 


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4)餃子を包む
具材を皮に包みます。閉じる部分はしっかりと押し摘むことで肉汁のモレを防ぎましょう。 


5)餃子を焼く
フライパンを温め、サラダ油をひき、餃子を詰めて並べます。お湯を餃子の肩まで注ぎ、フタをして中火で焼きます。お湯がなくなったら弱火し、大さじ半分程度のサラダ油を回し入れ、底面が程よく焼ければ完成。


口臭に注意!でも週末だから思う存分どうぞ!
ニンニクやニラが入るとどうしても口臭が気になります。だからこそ会社がお休みの週末にぴったり!金曜の夜か土曜のお昼がもっとも適してます。ニンニクやニラを多めにして、スタミナ補充して梅雨と夏を乗り切ろー。
Higuccini

美大を卒業後、IT企業のデザイン部門に長年勤務。4年前から料理ブログを始め、お休みの日は朝から晩まで料理三昧。男の料理の持つ美味しさのシズル感を大切に日々ブログ「The Last Order」に綴る。

2011年に独立、「Kitchen Studio HIGUCCINI」を設立し料理研究家としてレシピ開発や食や生活に関するWebサイトのクリエイティブを行う。

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