ウェルシュ・ラビット【Welsh Rabbit】
料理紹介
手軽なスナックの感のある、イギリスのチーズ・オン・トースト。エール(ビール)にとてもよく合います。伝統的には食事の締めくくりに食べられ、その口直しの余韻を楽しんでいたそうです。
“Welsh Rarebit”とも綴られることもあり、発音は“Welsh Rabbit”と同じよう。ウェールズ語では“Caws Pobi”と名付けられて、これは“焼けた/焦げたチーズ”の意味だとか。
ウサギが入っているわけでもないのに、なぜrabbitなのか、はっきりとは分かっていないようです。
ウェルシュ・ラビットの上にポーチドエッグをのせると、Buck Rabbitという料理になります。
材料
- 食パン 1枚
- チェダー(チーズ) 50g
- バター 5g
- 牛乳(またはエール(ビール)) 大さじ1/2
- 塩・胡椒 少々
作り方
- 1.
チェダーをおろす。
- 2.
鍋にバターを入れ弱火でとかす。おろしたチェダー、牛乳(またはエール)、塩・胡椒を入れてとかし、よく練る。
- 3.
食パンは軽くトーストし、アルミホイルの上にのせ、2をすみずみまで塗る。
- 4.
オーブントースター/オーブンで、チーズにブクブクと泡が立ち、きつね色になるまで焼く。
ワンポイントアドバイス
個人的にはシャープな味が得意ではないので入れませんでしたが、マスタードを入れることが多いようで、確かにその方が味が締まります。フレンチマスタードよりは、しっかりとした辛味のあるイングリッシュマスタードの方が合うように思えます。ウスターソースを少し加えてもよし。卵の黄身を加えてもよいそうです。
チーズはチェダーを使うのが主流ですが、ランカシャーでもダブルグロスターでも。チーズの種類など考えずに、とろけるチーズでも十分です。
食パンは薄めの、8枚切りがよいかと思います。
記事のURL:http://ricorice.exblog.jp/9395981/
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- 2012/07/29 UP!