ウェルシュ・ラビット【Welsh Rabbit】by りこりすさん
【料理紹介】
手軽なスナックの感のある、イギリスのチーズ・オン・トースト。エール(ビール)にとてもよく合います。伝統的には食事の締めくくりに食べられ、その口直しの余韻を楽しんでいたそうです。
“Welsh Rarebit”とも綴られることもあり、発音は“Welsh Rabbit”と同じよう。ウェールズ語では“Caws Pobi”と名付けられて、これは“焼けた/焦げたチーズ”の意味だとか。
ウサギが入っているわけでもないのに、なぜrabbitなのか、はっきりとは分かっていないようです。
ウェルシュ・ラビットの上にポーチドエッグをのせると、Buck Rabbitという料理になります。
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【人数】:1人分
【調理時間】:5~15分
【材料】 |
食パン |
1枚 |
チェダー(チーズ) |
50g |
バター |
5g |
牛乳(またはエール(ビール)) |
大さじ1/2 |
塩・胡椒 |
少々 |
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【作り方】
- チェダーをおろす。
- 鍋にバターを入れ弱火でとかす。おろしたチェダー、牛乳(またはエール)、塩・胡椒を入れてとかし、よく練る。
- 食パンは軽くトーストし、アルミホイルの上にのせ、2をすみずみまで塗る。
- オーブントースター/オーブンで、チーズにブクブクと泡が立ち、きつね色になるまで焼く。
【ワンポイントアドバイス】
個人的にはシャープな味が得意ではないので入れませんでしたが、マスタードを入れることが多いようで、確かにその方が味が締まります。フレンチマスタードよりは、しっかりとした辛味のあるイングリッシュマスタードの方が合うように思えます。ウスターソースを少し加えてもよし。卵の黄身を加えてもよいそうです。
チーズはチェダーを使うのが主流ですが、ランカシャーでもダブルグロスターでも。チーズの種類など考えずに、とろけるチーズでも十分です。
食パンは薄めの、8枚切りがよいかと思います。