2021年5月をもって連載を終了させていただきました。
たくさんの方にご愛読いただき誠にありがとうございました。

夏の栄養満点!トマトとりんごの可愛いスムージー

  


トマトスムージー1 20150911.JPG




こんにちは。

アレルギーっ子のレシピを連載中の藤井香江です。

毎日、暑い日が続きますね。


さて今回は夏に美味しい野菜、
完熟トマトとりんごを使ったシンプルスムージーを紹介します。



食物アレルギーがあると、栄養が偏りがちですが、
旬の食材が食べれると、無理なく不足しがちな栄養を補うことができます。



美味しく作るポイントは、
よく熟したトマトと甘酸っぱいりんごを合わせること。


基本の材料は2つだけですが、トマトの旨みがりんごの酸味とマッチして、
トマト独特のクセが和らぎ、美味しい1杯に仕上がります。


さて、りんごの栄養はといえば、
欧米では昔から「1日1個のりんごは医者を遠ざける」といわれるように、
栄養満点のマルチフルーツです。


腸の調子を整えてお通じを改善する食物繊維の他、
体内の塩分を排出し、むくみを解消するカリウム。
有機酸やビタミンCなど、多くのミネラル成分も含まれています。


トマトにはいろいろな種類があり、保存状態や収穫時期、
食べるタイミングによっても味に差が出る野菜です。


スムージーが完成したら必ず味見をして、
甘さが少し足りない場合は、レモンの果汁を数滴しぼると
素材の味が引き立ちます。


トマトの味が強い場合は、りんごを足して再び攪拌したり、
はちみつを加えると美味しく飲めます。


よかった是非、試してみてください。


■材料(1人分)
トマト(冷凍) 中1/2個(50g)
りんご 1/2個(100g)
水 50ml(角氷2~3でもOK)
レモン果汁 数滴
好みではちみつ 大さじ1

好みでプレーンヨーグルト 大さじ1(*乳アレルギーの方は豆乳ヨーグルトで代用)



■作り方
下準備
・トマトはヘタを取り、一口大に切って冷凍する。

1 りんごはヘタと種をとり一口大に切る。ミキサーにトマトとりんご、水を入れて、滑らかになるまで攪拌し、レモン果汁をしぼる。
2 好みでヨーグルトをグラスに入れて、1を注ぐ。

■ポイント
・トマトは表面を触って柔らかい状態がベストです。
・水の代わりに氷を入れたり、トマトを冷凍して使うと、トマトの香りが軽減されて飲みやすくなります。
・りんごの種類は果汁が豊富で甘みと香りがあり、味のバランスがよいふじかおすすめです。



◆栄養のまとめ


トマト 
トマトの成分は強い抗酸化パワーを持つリコピンが有名ですが、京都大学等の研究組織によって「脂肪を燃やす成分」が発見されました。その成分は13-oxo-ODAというトマトに含まれるリノール酸(不飽和脂肪酸)の一種で、脂肪燃焼のスイッチをオンにする働きがあるそうです。マウス実験でも有効性が明らかになり、トマトジュースにも多く含まれるといわれます。



りんご
りんごの起源はおよそ4千年前、人類が食した最古のフルーツといわれています。りんごの主成分は主に果糖とブドウ糖。ミネラルのカリウムやペクチンやセルロースなどの食物繊維が含まれます。風邪のときに、よくすりおろしりんごを食べるのは、ペクチンの粘膜保護効果とリンゴ酸の消炎作用を期待したものなのだそう。ペクチンは水溶性の食物繊維の1種で水分を含むとゼリーのように固まり、体内で消化吸収されずに体外に排出されるほか、食物繊維は腸内の乳酸菌の増殖を促し、腸の働きを正常にしてくれます。

Kae

Kae

カクテル&ジュースコーディネーター。出版社で、美容・料理関係の編集&記者を経験。心にも体にも美味しい美容レシピならオマカセ。毎日を楽しく、心地よく、人を喜ばせるような、そんな暮らしが理想♪ブログ「KAE'S美容レシピ」も執筆中!旧連載「ココロとカラダにやさしい Kae's Beauty Recipe」もチェック!

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