2021年5月をもって連載を終了させていただきました。
たくさんの方にご愛読いただき誠にありがとうございました。

【卵・バター不使用】基本のオイルスコーン

  

1-IMGP6816.JPG






卵とバターを使わない基本のオイルスコーンです。

スコーンにはいろいろな作り方がありますが、
バターを使わず、液体のオイルで作ると、バターを練りすぎて溶ける
心配がなく気楽に作れます。


また、植物性のオイルを使えば、バターと比べ胃での滞留時間が短く、
身体への負担が少ないのも特徴です。


美味しく作るポイントは
・液体に粉類を合わせたら切るように混ぜて、生地を練らないこと。
・生地を切って重ねる作業を繰り返し、生地に層を作ること
の2つです。

さらに、生地をカットする時はパン包丁を使うと、層が潰れずキレイに仕上がります。


個人的に最大メリットは、手が汚れにくいことです。
小さな子供がいると、突然危ないことを始めたり、
キッチンで集中して作業をすることが、とても難しいなと感じます。
その点、オイルスコーンなら、手がベトベトになりにくく、
さっと洗って駆けつけられますので、とても気楽です。


よかったら作ってみてくださいね。


■材料(6個分)
A<粉類>
薄力粉 100g
砂糖(てんさい糖使用)大11/2
ベーキングパウダー 小さじ1
塩 ひとつまみ

B<液体類>
牛乳  30ml
ヨーグルト(プレーン) 大さじ1(20g)
植物油(なたね油使用)大さじ3(30g)

好みでプルーン 3粒(35g)


■作り方
下準備
・オーブンを200度に予熱する。
・天板にオーブン用シートを敷く。
・プルーンを6等分に切る。
・Aの粉類をふるっておく。

1 ボウル(口径20㎝)にふるったAを入れて、中央をくぼませBを順に入れて、泡だて器で中央だけを油が浮かなくなるまで、グルグル混ぜる。
2 ヘラで周囲の粉類を中央にかぶせながら、ザクザク切るように混ぜる。粉っぽさが半分ぐらいになったら、具を加えて切るように混ぜ、具を生地になじませる。
3 生地全体がしっとりしたら、手で生地をひとつにまとめ、半分に切って上下に重ね、手で軽く押さえる作業を4回ほど繰り返す。
4 3を台の上にのせ、生地を円形に整える(直径約10㎝、厚さ約2㎝)。
5 包丁を上下に動かしながら、好みの形に切る。
天板に間隔をあけて並べ、200度のオーブンで、17~20分ほど焼く。網の上で熱をとりながら冷ます。


★ポイント
・2の工程で、液体と粉類を混ぜ過ぎるとグルテンが出て固くなりますので、混ぜすぎないこと。多少粉が残っている程度でOKです。粉をふるっておけば、焼いたときに自然となじみます。
・2の工程で粉類が多少混ざってもOKです。
・3の工程で切り重ねると、生地に層ができ、ふんわりさくっとした食感になります。
・1の工程で、油と水分をよく混ぜて乳白色にする(乳化)ことで、生地全体に油が回り、しっとりと歯ごたえのよいスコーンになります。
・2の工程で、ボウルを片手で回しながら作業をすると早く混ざります。
・とにかくねらないこと。多少、粉がの残っていても、焼けば食べられます。
・ヘラについた生地を指でおとし、混ぜると均一に混ざります。
・スコーンの生地の厚さは2㎝ぐらいが焼きむらがありません。厚みが薄いほどクッキーのような食感になります。粉回しが上手になれば、厚みのある生地に挑戦するとよいでしょう。

☆あると便利な道具
・スケッパー 切り混ぜたり、ボウルの粉をこすりとるのに役立ちます。

Kae

Kae

カクテル&ジュースコーディネーター。出版社で、美容・料理関係の編集&記者を経験。心にも体にも美味しい美容レシピならオマカセ。毎日を楽しく、心地よく、人を喜ばせるような、そんな暮らしが理想♪ブログ「KAE'S美容レシピ」も執筆中!旧連載「ココロとカラダにやさしい Kae's Beauty Recipe」もチェック!

こちらもチェック!

カテゴリー

月別アーカイブ

新着!公式連載