たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。
アンチエイジングなおもてなし♪セサミシュリンプカップ
2017年、明けましておめでとうございます。
カリフォルニアからこんにちは!
国際中医薬膳師 清水えりです。
今年もおうちでできる薬膳レシピをお届けしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
簡単なのに、ちょっとおしゃれ、薬膳的にも冬におすすめの
胡麻たっぷりセサミシュリンプカップです。
<セサミシュリンプカップ>
<材料>12個分
海老 12尾
酒 大さじ1
塩 少々
卵白 大さじ2
片栗粉 小さじ1
ごま(白・黒)適宜
ワンタンの皮 12枚
植物油 少々
絹ごし豆腐 100g(軽く水切り)
ねりごま 大さじ1
すし酢 小さじ1
はちみつ 小さじ1
醤油 小さじ1
おろし生姜 小さじ1/2
みかんの皮のすりおろし(オプション)少々
ごま油 少々
塩 少々
きゅうり、ラディッシュ、みかんの皮など 適宜
1.海老は背に切れ目を入れて背わたを取る。
さっと洗って、水気を切り、酒、塩で下味をつける。
2.10分ほどおき、余分な汁気をしっかりと切る。
卵白と片栗粉を揉み込み、尻尾を残してごまを全体にまぶす。
3. ワンタンの皮は両面に薄く油を塗り、耐熱カップに乗せて180〜190℃のオーブンで7〜8分こんがりカリッとするまで焼く。
4.ごまクリームの材料を全てホイッパーでよく混ぜる。味を見て塩で整える。
5.フライパンに油を1cmくらい注ぎ、加熱する。
ごまを少し落としてチリチリと音がしたら2の海老を並べ、中火で揚げ焼きにする。
両面カリッとしたら取り出して油をきる。
6 ワンタンカップに豆腐クリームを入れ、5の海老を乗せる。
きゅうりやラディッシュの飾り切り、みかんの皮の千切り、あれば香菜などを飾る。
両面にうっすら油を塗ってプチマフィンカップで焼きます。
ミニミニマフィンカップがなければ適当な耐熱カップを使ってくださいね!
海老は日本酒と塩で下味をつけて臭み抜き。
卵白と片栗粉でプリプリ食感に仕上がります。
黒ごまと白ごまをたっぷりと!
胡麻は薬膳では潤いを補う食材ですが、黒胡麻はさらにアンチエイジングが期待できます♪
胡麻に限らず、薬膳では冬には特に黒い食材がおすすめ。
冬に養生したい「腎」に入って働きを助けます。
「腎」は成長やホルモン分泌、アンチエイジングに関わる臓です。
成長期の子供や、アンチエイジングが気になる方、ホルモンバランスを整えたい方は
特に意識して「腎」にいい食材を摂りましょう!
<補腎食材>
黒米、黒豆、栗、プルーン・くるみ
ニラ・昆布・海苔・山芋・よもぎ
イワシ、海老、うなぎ・ホタテ・牡蠣
胡麻をまぶした海老は
フライパンに1cmほど油を敷いて、揚げ焼きに。
少ない油で済む上に、胡麻もはがれにくいので一石二鳥です。
ワンタンカップにこっくり胡麻豆腐クリームを入れて、
海老をON♪
きゅうりやラディッシュ、みかんの皮の飾り切りをちょこんと乗せれば
ぐっとおしゃれなオードブルに!
<今月の薬膳ポイント>
温め食材と潤い食材で免疫アップ!
→海老・酒・生姜・胡麻・豆腐
補腎食材で冬を元気にアンチエイジング!
→海老・黒胡麻
血をきれいにして血行促進、冷え対策。
→陳皮(みかんの皮)酒・酢
ブログではナパバレーでの生活や
料理大学(The Culinary Institute of America) 日記,
アメリカフードトレンドや美味しいもの、ヘルシー食材など
つれづれに更新しています。
ぜひ遊びに来てくださいね!

中国政府認定資格である国際中医薬膳師の資格をもつ。身近な食材でおうちで簡単にできる薬膳をモットーに、中医学の理論に基づいてパーソナルな体質に合わせた料理や献立の提案が得意。定期的に料理教室「La Table de Eri」を開催。
ブログ「SAI dining」も好評執筆中。