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熱中症予防にも!夏のトマチーピック
お久しぶりです。
3ヶ月ぶりくらいの更新でしょうか?もっと?
5月にアメリカ、ナパバレーにある料理大学に入学して以来、
毎日忙しくあっという間に時間がすぎてしまいました。
前回は春の体を整えるレシピでしたが、
今回はもうすっかり夏!
関東地方も梅雨明けしたとか?
暑い夏には水分たっぷりの夏野菜で体の熱を冷まして
体の中からクールダウンしましょう。
簡単おつまみ☆トマチーピック
<材料>(作りやすい量 4〜5人分)
ミニトマト:250g
粉チーズ(パルメザンなど):大さじ2
オリーブオイル:小さじ1〜2
レモン汁(お好みで):小さじ1/2〜1
おろしにんにく:少々
バジル:5〜6枚(みじん切り)
塩、胡椒:各少々
①ミニトマトは洗って水気を切る。
②粉チーズからバジルまでの材料をボールに混ぜて、①のトマトを絡める。
塩、胡椒で味を整えて出来上がり!
よく冷やしてどうぞ!
作り置きできるし、時間がたっても汁気が出にくいので、
BBQや持ち寄りパーティーにもおすすめですよ。
<薬膳メモ>
薬膳では食材を選ぶときの簡単なアイディアとして、
季節ごとにオススメの食材の色があります。
春は青(緑)、夏は赤、秋は白、冬は黒といった感じで
それぞれ、その季節に活発になる臓腑を助けたり、
気候に合わせて体を整える食材が多くあるのです。
夏はそんなことで赤い食材。
トマトやスイカ、パプリカやミョウガなどです。
トマトは体の熱を冷まし、水分を補ってくれる野菜。
熱中症予防にぴったり。
そして、夏に寝苦しいのは部屋が暑いのもありますが、
体に熱がこもるのと、精神に関係の深い「心」の働きが活発になりすぎて、
頭が興奮してしまうからです。
そこで、体を冷やす寒涼性の食材を食べたり、
「心」をクールダウンする苦味のあるものを取り入れるのがおすすめです。
寒涼性:トマト、きゅうり、茄子、きゅうり、冬瓜、もやし、ハトムギ
スイカ、バナナ、パイナップル、コーン茶、麦茶など
苦味:にがうり、ミョウガ、ごぼう、セロリ、レタス、うこん(カレー粉)、烏龍茶
ブログではナパバレーでの生活や
料理大学(CIA) 日記などいろいろ更新中。
ぜひ遊びにきてくださいね!

中国政府認定資格である国際中医薬膳師の資格をもつ。身近な食材でおうちで簡単にできる薬膳をモットーに、中医学の理論に基づいてパーソナルな体質に合わせた料理や献立の提案が得意。定期的に料理教室「La Table de Eri」を開催。
ブログ「SAI dining」も好評執筆中。