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春のお弁当に!春の肉巻きおにぎり
ちょっとお久しぶりです・・・
今日から4月!
日本各地でも桜が開花し、お花見に、おでかけに気持ちのいい季節になりました。
4月から新学期が始まり、春は遠足や運動会の季節ですね。
今日はお弁当におすすめの、そして春の体を元気にする肉巻きおにぎりレシピをご紹介します。

<春の肉巻きおにぎり>
◎材料◎(6個分)
あたたかいご飯:180g
A卵:1個
Aめんつゆ:小さじ1
Aみりん:小さじ1
菜の花:3本
塩:少々
牛薄切り肉:6枚(切り落としでもOK)
B醤油:大さじ1
B酒:大さじ1
Bみりん:大さじ1
Bおろし生姜:小さじ1/2
B山椒:少々
オイル:少々
①牛肉をBのたれに20~30分漬けて下味をつける。
②Aを混ぜて炒り卵を作る。
③菜の花を小口切りにし、塩もみする。
しんなりしたらさっと洗って水気をしっかり絞る。
④ボールに③の菜の花を入れ、熱々のごはんを加えて混ぜる。(ポイント!)
炒り卵も加えて混ぜる。
④菜の花ごはんを1個35gくらいずつのおにぎりにし、漬けておいた牛肉の汁気を切って包む。
⑤フライパンを温めて、油を薄くひいて(テフロンなら不要)④を焼く。
中火で焼きいろが付いたら転がして焼く。
全体に焼き目が付いたら残ったBのたれを大さじ1程度加えておにぎりに絡める。
あれば木の芽を添えるとより春らしくなります。
*ポイント!生の菜の花に熱々ごはんをのせることで、シャキシャキ感が残りつつ、
菜の花に火が通ります。
ミニサイズで食べやすい肉巻きおにぎり、
中にも春がいっぱいです!
甘めの炒り卵にしゃきっとほろ苦菜の花が、おいしいコンビネーションですよ!
<薬膳ポイント>
春は五臓の「肝」を助けて、冬の間に内側にこもっていた「気」を
上に外にのびのびとさせてあげましょう。
*春の薬膳についてはこちらをどうぞ!
牛肉は「血」や「気」を増やすことで、「肝」の働きをサポート。
春先は「肝」の働きが活発になるので、「血」が不足しがちになって
頭がふらっとしたり、寝つきが悪かったり、だるかったりのなんとなく不調になりやすいのです。
そんな時には「血」をふやす牛肉やレバー、ほうれん草や人参、イカなどをどうぞ!
デトックスを進めるには「苦味」もポイント。
菜の花は「肝」を助けるほか、その苦味成分がデトックス効果ありで、
活血作用や瘀血の改善にもいい野菜です。
春先になぜか気になる吹き出物対策にも。
栄養的にもβカロテンやビタミンC、ビタミンB群が豊富で
最近注目のスルフォラファンやイソチアシアネートも含みます。
旬の今、ぜひ取り入れてくださいね!
「SAI*dining おいしくきれいに」
ブログでもいろんなレシピや
桜レポ日記などいろいろ更新中。
よかったら遊びにきてくださいね~!

中国政府認定資格である国際中医薬膳師の資格をもつ。身近な食材でおうちで簡単にできる薬膳をモットーに、中医学の理論に基づいてパーソナルな体質に合わせた料理や献立の提案が得意。定期的に料理教室「La Table de Eri」を開催。
ブログ「SAI dining」も好評執筆中。