たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。
ひな祭りに!カラフル手まり寿司
前回の三色ベジムースに続き、
今回も桃の節句のお祝いにおすすめの手まり寿司です。
ちょっと洋風テイストで、
薬膳デトックス効果や「肝」を元気にする薬膳効果も。
冷え改善や美肌にもうれしい、
女子のためのお寿司ですよ~♬

◎デトックスカラフル手まり寿司
<材料>(4人分)
【サフラン酢飯】
ご飯(固めに炊いたもの):350g
すし酢:大さじ3
サフラン:ふたつまみ
【ハーブ酢飯】
ご飯(固めに炊いたもの):350g
すし酢:大さじ2
白ワインビネガー:大さじ1/2
塩:少々
セルフィーユ、チャイブ、ディル、パセリなどのみじん切り
合わせて大さじ2~3
【あさりエッグ】
あさりの水煮(缶):小1缶
卵:2個
牛乳:大さじ2
砂糖:小さじ1
塩:少々
菜の花:4本(さっと茹でる)
【サーモン】
スモークサーモン:4枚
きゅうり:タテにスライス4枚(塩水にくぐらせる)
クリームチーズ:40g(4等分)
ケイパー:あれば少々
【イカトマト】
リング状イカ:4切れ(さっとボイルホタテといっしょにマリネ)
ミニトマト:6個
ジェノバソース:小さじ2
きゅうり:飾り用少々
【ホタテ】
刺身用ホタテ:2個
(さっと湯通しして厚みを半分に
フレンチドレッシング+マスタードでマリネ)
ピクルス:1本(スライス)
クリームチーズ:40g(4等分)
セルフィーユ:飾り用少々
ピンクペッパー:少々
フレンチドレッシング:適宜
マスタード:適宜
【セビーチェ風】
鯛など刺身用:4切れ(Aで10分ほどマリネ)
Aライム汁又はレモン汁:小さじ2
A塩:ふたつまみ
A砂糖:ひとつまみ
セロリ:6cm長さスライス4枚(塩水にさっとくぐらせる)
黒オリーブ:2個(スライス)
【ハムチーズ】
厚切りハム:40g(7mm角)
プロセスチーズ:2個(7mm角)
パセリ:少々(みじん切り)
きゅうり:縦スライス4枚(塩水にさっとくぐらせる)
材料が多いので、大変そうに見えますが、
ここまでは手巻き寿司とそんな変わりません。
きゅうりやセロリはピーラーで細長くスライスしています。
①あさりエッグの卵は牛乳、砂糖、塩を加えて
耐熱容器に入れ、レンジ600wで30秒ずつ加熱。
そのつどお箸でぐるぐるほぐしを3回ほどで炒り卵にします。
②イカトマトのミニトマトは小さめの角切りにして、ジェノバソースで和えます。
③イカとホタテは一緒にマリネ。
フレンチ系のお好みのドレッシングで。
粒マスタードを少し加えるのがポイント。
⑤酢飯を1個25gくらいで丸めます。
そのうち、あさりエッグ用はサフラン酢飯に
菜の花の茎の部分を刻んで混ぜて。
ホタテ用はサフラン酢飯を丸めるときにクリームチーズを包みます。
サーモンはハーブ酢飯で、クリームチーズとサーモンをサンド。
⑥仕上げていきます。
●あさりエッグ
菜の花入りサフラン酢飯に炒り卵、汁気をきった水煮あさりを3つほど、
菜の花の花の部分を乗せる。
●サーモン
サーモンとクリームチーズを挟んだ酢飯に
きゅうりを巻き、クリームチーズ少々(分量外)とケイパー、ディルを乗せる。
●イカトマト
ハーブ酢飯にイカを乗せ、リングの穴の部分にマリネしたトマトを
汁気を切って乗せる。
輪切りきゅうりを半分に切って飾る。
●ホタテ
チーズを包んだハーブ入り酢飯にマリネしたホタテを乗せ、
ピクルスを1枚、ピンクペッパー、セルフィーユを飾る。
●セビーチェ風
ハーブ酢飯にマリネした鯛を乗せ、セロリを巻く。
黒オリーブ、セルフィーユを乗せる。
●ハムチーズ
サフラン酢飯の横にきゅうりを軍艦巻きのように巻き、
ハム、チーズ、パセリを和えて乗せる。

<薬膳ポイント>
酢飯に使ったサフランは「瘀血」という汚れた血の状態を改善し、
血行促進、デトックス作用があります。
ストレスや冷え、乱れた食生活が瘀血の原因で、
瘀血は万病の元、肌のくすみや美容の大敵でもあります。
酢も瘀血を改善するので、毎日の食事にぜひ取り入れてくださいね~。
具に使ったアサリも水の廻りをよくしてむくみ解消や
デトックスに。
イカは「肝」の働きを助けて「血」をふやします。
ホタテも同じく「肝」の働きを助け、体に潤い補給。
美肌におすすめな食材です。
ハムや卵、チーズも潤い食材。
鯛は「気」を補って「脾」の働きを助けるので、
なんとなく不調や疲れている時に元気にしてくれますよ!
「SAI*dining おいしくきれいに」
ブログでもいろんなレシピや
今はハワイ旅行日記などいろいろ更新中。
ぜひ遊びにきてくださいね~!

中国政府認定資格である国際中医薬膳師の資格をもつ。身近な食材でおうちで簡単にできる薬膳をモットーに、中医学の理論に基づいてパーソナルな体質に合わせた料理や献立の提案が得意。定期的に料理教室「La Table de Eri」を開催。
ブログ「SAI dining」も好評執筆中。