ポルチーニ茸といろいろキノコのトマトクリームパスタ
料理紹介
中部イタリアのトスカーナで教わったキノコ類をたくさん使ったトマトソースです。『ポルチーニ茸』は、イタリア特産の香り高いキノコで、日本のマツタケのような存在です。
イタリア人も毎年収穫を楽しみにして、スライスしてサラダにしたり、網で焼きオリーヴオイルをかけていただいたりと、ポルチーニの素材の美味しさを味わいます。
乾燥ポルチーニは、干しシイタケのように、一度水で戻してから、戻し汁も一緒に使います。
キノコ類には、美容ビタミンと言われるビタミンB2が含まれており、活性酸素の働きを阻害してくれます。また、食物繊維が豊富なので便秘解消や、ノンカロリーなので、ダイエット効果もあります。
パンチェッタは、豚ばら肉のかたまりを塩漬けし、乾燥熟成させた保存食です。
材料
- 乾燥パスタ(ペンネ) 320g
- パンチェッタ 100g
- ニンニク 1かけ
- 玉ネギ 1/4個(50g)
- EXVオリーヴオイル 大さじ2
- マッシュルーム 100g
- シメジ 100g
- マイタケ 100g
- 乾燥ポルチーニ 10g
- イタリアンパセリ 4本
- ホールトマト缶 1缶(400g)
- 生クリーム 100g
- 塩 小さじ1/2~
- 黒コショウ 少々
作り方
- 1.
パンチェッタは8mm角の拍子切りにする。
ニンニク、タマネギ、イタリアンパセリはみじん切りにする。
マッシュルームは縦4等分に切る。
シメジは石づきを切り落として小房に分け、マイタケも小房に分ける。
- 2.
乾燥ポルチーニは、軽く水洗いして30ccの水で戻す。戻し汁は取っておく。
- 3.
フライパンでパンチェッタを軽く炒め、ニンニク、タマネギを加えてさらに炒める。
- 4.
タマネギが半透明になったら、(1)のマッシュルーム、シメジ、マイタケを加える。
- 5.
キノコ類に火が通ったら、戻したボルチーニ、ポルチーニの戻し汁をこしたもの、トマトホール缶、塩を加え、30分以上煮込む。
- 6.
仕上げに生クリームを加えてひと煮立ちさせ、塩、コショウで味を調える。
- 7.
熱湯2ℓに塩20gを加えパスタをアルデンテ(歯ごたえのある固さ)に茹であげてソースと合わせ、塩、コショウで味を調える。
- 8.
皿に盛り付け、(1)のイタリアンパセリを振る。
ワンポイントアドバイス
市販の乾燥ショートパスタは、表示ゆで時間通りに茹であげますが、乾燥ロングパスタの場合は、表示ゆで時間より2分程前に茹であげてソースと絡ませるとアルデンテに仕上がりやすいです!
ソースが煮詰まりツヤがなくパスタと絡みにくい場合は、パスタのゆで汁を少し加えると乳化が安定し、ソースとパスタが絡みやすくツヤのあるパスタに仕上がります。
記事のURL:http://cuore-e-mare.com/?p=946
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- 2012/09/12 UP!