生米を2合、水で研ぎ、ザルにあげて水を切ります。
タケノコの水煮は、流水で良く洗い、割りばしなどで白い粉を取ります。
タケノコを3等分に切り、軸は3㎜幅位に、穂先は5㎜幅位に切ります。
油揚げは2枚重ねて、半分に切り、1㎝幅位に切ります。
おかまに研いだ米、☆の調味料(だし汁・酒・濃口・塩・砂糖)を入れ、一旦スプーンなどで混ぜて平らにします。その後に、タケノコ→油揚げの順に入れ、再び平らにします。
30分以上置き、スイッチを入れます。
炊きあがったら15分位蒸らし、全体を混ぜます。
器に盛り、お好みで木の芽やネギを乗せたら完成です。
◆たけのこの内側にある白い粉は、『チロシン』と呼ばれる、アミノ酸の1種です。
『チロシン』には、うつ病・認知症・パーキンソン病などの予防効果があります。
また、特別にえぐみを感じるものではなく、味も変わりません。
見た目に非常に気を遣う場合などは、取り除く事がありますが、基本的にはそのまま食べた方が良いです。
◆たけのこは、軸の方をやや細めに、穂先はやや大きめに切る事によって、仕上がりを均等にすることが出来ます。
しかし、あまりにも太さが違い過ぎると、見た目にバラつきが出てくる為、注意が必要です。
◆調味料を入れ、表面がデコボコした状態で炊くと、炊けている所と炊けていない所が出てきます。
その為、炊き込みご飯に限らず、ご飯を炊く場合は、表面を平らにする事をオススメ致します。
◆30分以上置く場合は、今回の様に、すぐに炊き込みご飯を作る場合です。
前日、あるいは、1時間以上前に米を研ぎ、水に浸しておく場合は、充分にお米に水が吸収されている為、30分も置かずに、すぐにスイッチを押しても大丈夫です。
◆炊きあがった直後の米は、水蒸気がまだ逃げ切っていない為、水分が残っている場合があります。
その為、保温状態にし、15分位蒸らす事によって、余分な水分が飛び、ふっくらとしたお米に仕上がります。