小鍋にうずら卵とかぶる程度の水を入れて火に掛け、沸騰したら5分程度茹でて冷水に取り、しっかり冷まして殻をむきます。
昆布は、硬く絞ったふきんで拭いておきます。
小鍋に薄口醤油、みりん、少量の水で溶いた食紅の赤色と黄色各ほんの少々(爪楊枝の先に付けた程度の量)を入れ、水を注いで卵がかぶる位にして全体を混ぜ、昆布と①の卵を入れて火にかけ、煮立ったら火を止めてそのまま冷まします(出来れば1日置く)。
②の卵にしっかり色が着いたら昆布と共に取り出し、昆布は1,5cm角に切ります。
よく洗った細い小枝を1,5cm程度の長さに切り、昆布の中央に刺して③の卵に刺し込み、柿のへたに見立てます。
●食紅は少量で色が着くので、爪楊枝の先に付けた分ぐらいから様子を見ながら加減し、柿の色に近づけていきます。
● 黄色の食紅はくちなしの実でも代用できます。割った実を少量入れるか、栗やさつまいもを茹でるときに使ったものがあればさっと洗って使いまわしても良いと思います。