2018年3月をもって連載を終了させていただきました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。

ケーキのデコレーション

  

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ケーキのデコレーションって

実はお料理の盛り付けの感覚ととても似ています。

どちらも、相手を喜ばせたいという気持ちが大きく作用するのです。

というわけで、今日は私がケーキのデコレーションをする時に

何を気をつけながらするか、ということを少しお話できらたと思います。

 

まず、私がケーキのデコレーションで気を付けることは、

はじめからイメージを作ってしまわないことです。

なぜなら、ケーキの組み立てって、

実は思い通りにはいかないことのほうが多いからです。

 

家庭でケーキを作る場合、

どうしてもその都度スポンジだったり、クリームだったり、

それぞれにできばえの差が生じることだと思います。

その差は、スポンジの組み立てにも大きく影響してくるので、

イメージしていたものが実は不向きだったりすることも多々あるというわけです。

イメージしていたものが、急きょできないとなると、焦るのは当然のこと(苦笑)

その焦りは、たぶんきれいなデコレーションにはつながりません。

 

ですから、この際、なんのイメージももたず、ざっくり使うものだけ決めておいて、

その場の直感でデコレーションしてしまうのが、

実は一番うまくいったりするものだと、私は思っています。

 

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今回私がこのケーキを作る時にざっくり思っていたことは、

「いちごをたくさん使いたい」

それだけです(笑)

 

仕上がったクリームの柔らかさで絞り口を選び、

(今回は少しやわらかめに仕上げたので、ただの丸口を選択)

周りになんとなくぐるりと一周絞ってみます。

 

あとは中央にまずはいちごを粒のまま並べて配置。

おおお、いちごたくさんのったなぁ〜とは思ったものの、

いちごといちごの間に小さな隙間があったのが、自分としては気になり、

今度は小さい丸口を使っていちごといちごの間にクリームを絞っていって、

その隙間に細くカットしたいちごを乱雑にうめてみました。

 

すると、思っていたいちごたっぷり感が見事でました!

粒だけのいちごが配置してあるケーキはよくあると思うのですが、

さっとその場で思いついた、カットしたいちごを乱雑にのせてみる

という方法が、功を奏した感じです^^

 

あとは、主役のいちごをもっとひきたてるために、

ゼラチンを溶いたものをたっぷりとはけでぬって、ツヤツヤにしあげ、

チャービルをのせて、全体を引き締め、

最後にピックをさせば一気に売り物風に♪

 

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その場の思いつきでも、なかなかいい雰囲気にしあがるものです。

いえ、思い付きでやったほうが、たぶんいい感じにしあがるのだと、私は思います。

 

一番大切なのは、食べてくれる人の笑顔を思いながら

作ることなんですけどね^^

 

バレンタインもいよいよ明日ですし、ぜひ、みなさん、

大切な人を想って、お料理、お菓子作り、楽しんで下さい♪

 

 

 

Quality of Life by JUNA

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 JUNA

JUNA

2008年1月よりブログ「Quality of Life by JUNA」をスタート。温かみのある家庭料理をおしゃれに盛り付けるセンスの良さと独特の語り「JUNA節」で大人気に。キッチンで直接聞いているかのような丁寧なレシピが初心者にもわかりやすいと評判。

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