2017年7月をもって連載を終了させていただきました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。

春のお弁当に!春の肉巻きおにぎり

  

ちょっとお久しぶりです・・・

今日から4月!

日本各地でも桜が開花し、お花見に、おでかけに気持ちのいい季節になりました。

4月から新学期が始まり、春は遠足や運動会の季節ですね。

今日はお弁当におすすめの、そして春の体を元気にする肉巻きおにぎりレシピをご紹介します。



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<春の肉巻きおにぎり>


◎材料◎(6個分)

あたたかいご飯:180g

A卵:1個
Aめんつゆ:小さじ1
Aみりん:小さじ1
菜の花:3本
塩:少々

牛薄切り肉:6枚(切り落としでもOK)

B醤油:大さじ1
B酒:大さじ1
Bみりん:大さじ1
Bおろし生姜:小さじ1/2
B山椒:少々

オイル:少々

①牛肉をBのたれに20~30分漬けて下味をつける。

②Aを混ぜて炒り卵を作る。

③菜の花を小口切りにし、塩もみする。

 しんなりしたらさっと洗って水気をしっかり絞る。

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④ボールに③の菜の花を入れ、熱々のごはんを加えて混ぜる。(ポイント!)

 炒り卵も加えて混ぜる。

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④菜の花ごはんを1個35gくらいずつのおにぎりにし、漬けておいた牛肉の汁気を切って包む。

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⑤フライパンを温めて、油を薄くひいて(テフロンなら不要)④を焼く。

 中火で焼きいろが付いたら転がして焼く。

 全体に焼き目が付いたら残ったBのたれを大さじ1程度加えておにぎりに絡める。

 あれば木の芽を添えるとより春らしくなります。

*ポイント!生の菜の花に熱々ごはんをのせることで、シャキシャキ感が残りつつ、

 菜の花に火が通ります。

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ミニサイズで食べやすい肉巻きおにぎり、

中にも春がいっぱいです!


甘めの炒り卵にしゃきっとほろ苦菜の花が、おいしいコンビネーションですよ!


<薬膳ポイント>

春は五臓の「肝」を助けて、冬の間に内側にこもっていた「気」を

上に外にのびのびとさせてあげましょう。

*春の薬膳についてはこちらをどうぞ!


牛肉は「血」や「気」を増やすことで、「肝」の働きをサポート。

春先は「肝」の働きが活発になるので、「血」が不足しがちになって

頭がふらっとしたり、寝つきが悪かったり、だるかったりのなんとなく不調になりやすいのです。

そんな時には「血」をふやす牛肉やレバー、ほうれん草や人参、イカなどをどうぞ!


デトックスを進めるには「苦味」もポイント。

菜の花は「肝」を助けるほか、その苦味成分がデトックス効果ありで、

活血作用や瘀血の改善にもいい野菜です。

春先になぜか気になる吹き出物対策にも。


栄養的にもβカロテンやビタミンC、ビタミンB群が豊富で

最近注目のスルフォラファンやイソチアシアネートも含みます。

旬の今、ぜひ取り入れてくださいね!

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「SAI*dining おいしくきれいに」

ブログでもいろんなレシピや

桜レポ日記などいろいろ更新中。

よかったら遊びにきてくださいね~!

清水えり

中国政府認定資格である国際中医薬膳師の資格をもつ。身近な食材でおうちで簡単にできる薬膳をモットーに、中医学の理論に基づいてパーソナルな体質に合わせた料理や献立の提案が得意。定期的に料理教室「La Table de Eri」を開催。

ブログ「SAI dining」も好評執筆中。

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