筋肉料理人の家呑みレシピと時々、アウトドア

∩・∀・)こんにちは〜筋肉料理人です!
今日で10月も半ばを過ぎましたね。
こちら九州、佐賀県でも朝晩は冷え込み、すっかり秋らしくなってきました。
今日は素晴らしく良い天気なんですが、朝は寒かったですね。
今、ある食品会社さんからレシピ開発の依頼を受けていまして、夜は夜鍋してレシピを作っているんですが、朝方は本当に冷えるようになりました。

物置の横には金木犀を植えていまして、前夜の冷え込みで金木犀の花が一斉に散ったみたいなんです。

散った金木犀の花が、まるで金色の絨毯みたいで、あまりの綺麗さに見とれちゃいましたね。
私、仕事で刺身を切るんで、飾りに金木犀も使うんですよ。
あの甘い香りが秋を感じさせるんですよね〜
満開の時は甘い香りでむせそうな金木犀ですが、散って地面に敷き詰められると甘い香りも微かになり、秋が深まっているなあ・・・・そう感じました。
この日の写真は→魚料理と簡単レシピ「鶏肝と豆腐のチリソース&金木犀」にもう少し載せています。

今日は素晴らしい秋晴れ。
朝は寒かったですが、天気が良くて素晴らしく気持ちの良い日和になっています。
私、昼間は自営をやっていまして、昼過ぎにお客さんのところに商品を配達して来ました。
日差しが強いんで車の中は暑いです。
しかし、窓を開けると爽やかな風がとても気持ち良い。

私が住んでいる町、佐賀県三養基郡みやき町は米どころでして、もう、刈り取った田圃も多いんですが、まだ刈り取っていない稲も残っていました。
今年は米の実りがいいそうで、米の重みで自然に倒れている稲があるくらいの出来栄えだそうです。

素晴らしい米の出来なんですが、今年は燃料代、肥料代の高騰、米の価格の低迷で農家の皆さんは苦しいそうです・・・・
米食が減って米の消費量が減っているのも一因とか・・・
食欲の秋でもあるから、お米をいっぱい食べて米農家さんを支援しましょう。
筋肉料理人のお米支援は「鮭とむかごの土鍋ごはん」です。

土鍋で甘塩鮭と「むかご」を炊き込みご飯にしました。
甘塩鮭は普通の焼き魚用の切り身。
「むかご」は皆さん、ご存知ですか?
「むかご」ってのは山芋の葉の付け根に出来る、小さな豆、芋みたいな球状の芽なんです。
これが地面に落ちて新しい芽が出てくるんだそうです。
(・∀・)上の画像の黒い豆みたいなのが「むかご」だよ。
お味はですね、皮に渋みがありますが、白い身はコクのある山芋みたい。
独特の旨みがあってナカナカいけます。
普通ね、馴染みの無い素材なんですが、料理は炊き込みご飯の他、バター焼き、塩焼き、塩茹で等、お手軽に食べられるので、年に一度位は食べて秋を感じたいですね。

「むかご」は洗ってから米と一緒に炊き込んでね。
味付けは淡口醤油と日本酒で。
醤油は地元、佐賀の生しょうゆ。
香りが素晴らしいです。
土鍋でご飯を炊くって言うと、何か難しいイメージがありますが、それ程難しい物ではありません。
お米を研ぎ、普通の水加減で土鍋にいれ、最初は強火で火にかけます。
沸騰してきたら吹きこぼれない位の火加減に調節します。
加熱中、蓋を開けてはいけないと言われますが、水があるうちは空けても全然問題ありません。
(・∀・)時々、蓋をあけて、どんな状態か見てください。
水がなくなって来たら、火加減を弱くし7〜8分(炊く量と土鍋の大きさで変わる)加熱し、水が無くなったら火を止めて15分蒸らせばいいです。
(・∀・)何で水がなくなったのが解るって?
それは側にいて匂いをかいでいたら解ります〜
微かにコゲの匂いがしてきたら水を吸ってしまっています。
コゲの匂いが漂ってきたらもうすぐできあがりです。

「鮭とむかごの炊き込みご飯」をご覧くださいね。
むかごご飯については丹生さんが過去に記事にされています。
丹生さんの記事はこちら
「むかごご飯」