たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。
米粉シュークリーム
昔、何度焼いてもうまくいかず、シュー生地にはトラウマがありました。
渡米した当時、日本人の牧師さんのいらっしゃる教会に通っていました。
クリスチャンではなくても参加できる、無料のカルチャークラスがあったのです。
その教会では、英会話レッスンの後に、
アメリカの文化を教えてくれるクラスがあり、
料理だったり、クラフトだったり・・いろいろなことを教えてもらいました。
料理クラスの時に、何十年もアメリカで暮らしている日本人おばあちゃんが教えてくれたシュークリームの作り方が、驚くほど簡単で、
え??!そんな雑な作り方で、できるわけないよーー。
と思っていたら、見事なシューが焼きあがったのでした。
日本のシューよりも、バリッとした食感がおいしいシューでした。
その後、あまり深く考えずに作ってみたところ、シカゴのおばあちゃんのものに似た、バリッとしたシューが焼けるようになりました。
すみません、前置きが長くなりました!!
先日、米粉でシュー生地を作ってみたところ、外側はパリッと、内側はしっとりしたおいしいシューになったので、紹介したいと思います。
【米粉シュー】
<材料(8個分)>
無塩バター・・・50g
水・・・1/2カップ
米粉(グルテンを混ぜていないもの)・・・50g
卵・・・2個
<作り方>
1.鍋にバターと水を入れて中火で加熱し、
沸騰してきたら一度火からおろします。
米粉を加えて混ぜ、粉気がなくなったら弱火にかけて、
かき混ぜながら加熱してください。
■私はここで、バターを沸騰させすぎて失敗することが多いのです。
ぐつぐつ沸騰させてしまうと、生地が分離しやすくなるので
気を付けてくださいませ!・・って、私だ・・実は今朝もやってしまいました。
2.上の画像のようにぽろっとしてくるまで加熱してくださいね〜。
(ここでも加熱しすぎに注意してくださいね。)
3.火からおろし、よくといた卵を5回くらいに分けて加え、
その都度よく混ぜ合わせます。
左上の画像は卵液を全部加えたところ。まだ滑らかではないです。
これをシリコンヘラで、よく練るように混ぜると右上の画像のように
滑らかになります。へらで持ち上げたときに、ゆっくり落ちるくらいまで
練り上げてくださいね〜。
4.丸13の口金をつけた絞り袋に3を詰めて、オーブンペーパーを敷いた天板に
十分な間隔をあけて、直径5〜6㎝位に絞り出します。
ぐるぐると真ん中が少し高くなるように絞り出してください。
200℃に温めたオーブンで10分、その後180℃に下げて
20〜25分焼いてください。
焼きあがったら天板ごと取り出し、そのまま冷まします。
完全に冷めたシューの頭の方を少し切り、本体にカスタードクリームを絞りだし、
その上に、約8%のグラニュー糖を加えてホイップした
生クリームを絞り出しました。
切り取ったシューをのせれば、米粉のツインシューの出来上がりです。
米粉のカスタードクリームの作り方は、こちらをご覧くださいね。
リンク先のレシピの半量で作ると、
このシュークリーム8個分にちょうどいいくらいの分量です。
ブログには、モンブランシュークリームをアップしていますので
そちらもご覧になってくださいね。
私が使用している良質の米粉は、ブログの記事にリンクを貼っています。
とても使いやすい米粉です。よかったら一度お試しくださいませ。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。

2006年2月より料理レシピ投稿サイトでオリジナルレシピを公開開始。2008年より始めたブログ「勇気凛りん料理とお菓子rinrepi」が人気に。長いアメリカ生活の中で身についたちょっと目先の違う和食やどこの家にでもある食材を斬新な感覚で組み合わせる料理が得意。