たくさんの方にご愛読いただき誠にありがとうございました。
自家製カリカリ梅♪
青梅が出回る季節ですね♪梅仕事をせずにはいられないのです(笑)
青梅を使って梅シロップに梅酒に梅のコンポート作り。そして完熟梅を使って梅干し作りなど、これからの季節は大忙し♪
今回は小梅を使ったカリカリ梅を作ってみました。お茶請けに、お弁当にぴったりな小粒のカリカリ梅。簡単に出来て初心者の方でも作りやすいですよ。
材料
小梅(青梅) 約1kg分
塩 100g
卵の殻 1個分
卵の殻の薄皮を取り、キレイに水で洗って、しっかり乾燥させます。(電子レンジで様子を見ながら加熱してもよい。)指で殻の内側を擦るようにすると、ポロポロと取れます。一晩外に出して乾燥させました。 |
乾燥した卵の殻は、砕いてお茶パックやガーゼなどに入れて包んでおきます。 |
青梅はきれいに洗い、たっぷりの水に一晩浸けてアク抜きをします。
アク抜きが終わったらザルにあけて水気を綺麗にとります。その後青梅のなり口を爪楊枝などで優しく取り除きます。青梅を傷つけないように♪
塩がまとわりつきやすいようにホワイトリカーかパストリーゼを吹き付け、全体を湿らせます。その後塩を入れ、青梅が鮮やかな緑色になるまで、塩を揉み込みます。
ジップロック等に塩で揉んだ青梅と卵の殻を入れ、ペットボトルに水を入れた重し(1L)を乗せて冷蔵庫で梅酢が上がってくるまで(約2~3日)待ちます。1日一回は上下をひっくり返して塩漬けが均等に仕上がるようにします。
梅酢が上がって来たら、お好みで紫蘇漬け(今回は市販のものを50g使いました。)を乗せて2週間~1か月冷蔵庫で保存し、できあがり♪
紫蘇付けを入れなければ青いカリカリ梅になります。
カリカリ梅は卵の殻のカルシウムと梅のペクチンが反応してカリカリに仕上がります。冷蔵庫で熟成させるのもカリカリになる秘訣ですよ~!

兵庫県出身。ブログ「vivianオフィシャルブログ」を運営し、家庭で焼けるハードパンが脚光を浴びてパンのレシピ本を2冊出版。同じく独学で作り始めたケーキやアイシングクッキーも評判を呼び、レシピ本を出版。いずれもロングセラーに。レシピサイトや企業サイトでの連載やレシピ提供、食器撮影やスタイリング提案などを行う傍ら、製菓の講師を務める。最近では、パンに合う料理や毎日のおかず、季節ごとの手仕事もライフワークとなっている。