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自家製酵母のバターロール
気温も上がり、パン作りには少々難しい季節となりました。
成形時などパン生地がダレてしまう前に冷蔵庫を効率よく使うとパン作りがうまく行く場合があります。今回のバターロールも生地は非常に柔らかいので冷蔵庫で低温発酵させ、成形前の生地を扱いやすくするためにイーストも少量加えました。
材料(11個分)
強力粉 (はるゆたかブレンド) 225g
自家製酵母元種 (水分70%のもの) 50g
インスタントドライイースト 1.8g
卵黄 12.5g
スキムミルク 5g
水 110g
バター 30g
照り卵 適宜
作り方
�バター以外の材料を捏ね機またはホームベーカリーに入れ、6分捏ねる。
バターを入れさらに6分捏ねる。捏ね上げ温度 27℃。
�ボールに入れて室温で一周りの大きさ位になるまで発酵させ、その後冷蔵庫でオーバーナイト発酵させる。
�冷蔵庫で約2倍位まで発酵させた後、ボールから出して11個(1個約40g)に分割する。
�切り口を中に押し込めるようにして丸める。
�端からくるくる丸める。一方を少し細くしておく。
�全部棒状にしてから
�2次発酵 38℃で40分。一周り大きくなるまで発酵させる。
�生地の表面にとき卵を塗る。230度に予熱したオーブンに入れ、220度で9〜10分焼く。

兵庫県出身。ブログ「vivianオフィシャルブログ」を運営し、家庭で焼けるハードパンが脚光を浴びてパンのレシピ本を2冊出版。同じく独学で作り始めたケーキやアイシングクッキーも評判を呼び、レシピ本を出版。いずれもロングセラーに。レシピサイトや企業サイトでの連載やレシピ提供、食器撮影やスタイリング提案などを行う傍ら、製菓の講師を務める。最近では、パンに合う料理や毎日のおかず、季節ごとの手仕事もライフワークとなっている。