2021年5月をもって連載を終了させていただきました。
たくさんの方にご愛読いただき誠にありがとうございました。

白身魚のグリルラタトゥイユソース

  
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夏になると毎年一度はラタトゥイユを作ります。
(ほんとに一度の事が多いですけど。。)

焼いたバケットに冷たいラタトゥイユと、よく冷えた白ワインがあれば最高ですね〜。

このラタトゥイユに欠かせないのがズッキーニ!

ズッキーニは見た目がキュウリに似ていますが、実はカボチャの仲間です。
カボチャよりも水分を多く含み、βカロチン、カリウム、カロテンを多く含み、低カロリーです。
βカロチンには皮膚や粘膜を正常に保つ効果があり、がん予防、風邪予防が期待できます。
カリウムはナトリウムを体外に排出して血圧を安定させます。
カロテンは油で炒めると吸収率がアップし、免疫力をあげます。
他にも赤血球を作る働きがある葉酸を含んでいます。


はいでは本日のお料理です。
ラタトゥイユを焼いた白身魚のソースに使ってみました。
ラタトゥイユをソース代わりに使うと、ちょっと小洒落た感じのお料理になりますよ。
【材料】
(ラタトゥイユ)
ズッキーニ・・・1本
長茄子・・・1本(普通サイズの茄子なら2本くらい)
パプリカ(赤、黄)・・・各1個
玉ねぎ・・・1/2個
トマト缶・・・1缶
オリーブオイル・・・大さじ4
ニンニク・・・1個
ローリエ・・・1枚
塩・・・小さじ1
こしょう・・・適量
(白身魚のグリル)
白身魚の切り身・・・4枚
塩、こしょう・・・各少量
粉チーズ・・・小さじ4
バター・・・10g
【作り方】
1.野菜は食べやすい大きさの賽の目に切る。茄子は水にさらしておく。
2.鍋にオリーブオイル、みじん切りにしたニンニクを加えて弱火にかけ、ニンニクの香りがしてきたら玉ねぎ、パプリカ、ズッキーニ、茄子の順に加えて炒める。
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3.野菜をしっかりと炒めたらトマト缶、塩、こしょう、ローリエを加え、時々かき混ぜながら、蓋をして弱めの中火で20分ほど煮込む。
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4.味見をして薄いときは塩を加える。お好みで仕上げにオリーブオイルを回しかける。
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これでラタトゥイユが完成です。(一度冷ますと味が馴染んで美味しいです。)
5.フライパンにバターを溶かし、塩、こしょう、薄く粉チーズを振りかけた白身魚を並べ入れる。焼き色が付いたら裏返し、中まで火を通す。
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6.お皿にラタトゥイユ盛りつけ、上に魚を添えるように盛りつける。
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スプーンにラタトゥイユと魚をのせて、ぱくっと食べて下さい。
ほんのりとバターとチーズが香る白身魚に、ラタトゥイユの野菜たっぷりの爽やかな酸味がなんとも美味しいです。

ソースのラタトゥイユは温かいままでも、冷ましたソースを使っても美味しいです。
暑い日は冷蔵庫でよく冷やしたものを使うのも良いですね。
その場合、ラタトゥイユだけ前日に仕込んでおくと楽ですよ。



その他の付け合わせは

コーンライス
洗ったご飯に、トウモロコシ、バター、塩を加えて炊飯する。
炊けたら、庖丁でコーンをこそげ落とし、ご飯に戻し入れる。
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コーンが甘くて、プチプチして美味しいです。

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アスパラは根元を切り落とし、塩、こしょうで炒める。
火を止め、マスタードとマヨネーズを加えて絡める。



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今日はたっぷりの野菜と白身魚でヘルシーでバランスの良いワンプレートになりました。
白身魚だと食べ応えが無いわ、、という方は、白身魚の代わりに鶏もも肉に変えて下さい。
ぐんと食べ応えが増しますよ!

それでは夏野菜が美味しい、この季節に一度作ってみて下さい。


マイティ

都内の人気レストランで店長をつとめた後、結婚。現在は二児のママとして愛する家族のために、おいしくて簡単な節約レシピを日夜、研究中。趣味はゴルフと料理、お酒を嗜むこと。旦那様の転勤で現在は、アメリカのテキサスに在住。

著書に「マイティさんち家の満足ごはん」(成美堂出版)がある。ブログ「1ヶ月2万円の節約レシピ」も要チェック!

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