2021年5月をもって連載を終了させていただきました。
たくさんの方にご愛読いただき誠にありがとうございました。

【卵・乳製品不使用】ほろ苦い抹茶スコーン

  

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卵、乳製品なし!素朴な味わいの抹茶スコーンです。


子どもの頃、おばあちゃんが作ってくれたスコーンは、おそらく経済的な理由で卵もバターも不使用!ほんのり抹茶や黒糖、きな粉の風味がいきた美味しいお菓子でした。


今思えば、食物アレルギーっ子に最適のお菓子!
なんと健康的なおやつだったことかと懐かしく思います。
スコーンといって、おばあちゃんはスコーンのことをカタパンと呼んでいましたが...。


さて、そんなスコーンを作る大事なポイントは2つ。
・粉類と液体を混ぜ過ぎないこと。
・生地を重ねて層を作ること。


正直、お菓子は丁寧で作ると美味しくできますし、手抜きをすると味や見た目にも差が出るなと思います。
いつもは適当に混ぜて作ることも多いですが、気持ちに余裕があるときは丁寧に作ってみるのも、達成感が得られて幸せな気持ちになれます。


よかったら作ってみてくださいね。


■材料(6個分)
A<粉類>
薄力粉 100g
砂糖(てんさい糖使用)大11/2
ベーキングパウダー 小さじ1
抹茶 大さじ1/2
塩 ひとつまみ

B<液体>
豆乳、豆乳ヨーグルト(プレーン) 各大11/2 
(ヨーグルトがないときは豆乳で代用可)
植物油(なたね油使用)大さじ3

【飾り用】黒豆の甘煮(市販) 適量


■作り方
下準備
・オーブンを190度に予熱する。
・天板にオーブン用シートを敷く。
1 Aをふるってボウル(口径20㎝)に入れる。ヘラで中央をくぼませ、Bを順に入れ、泡だて器で中央だけをよく混ぜてなじませる。
2 ヘラで粉類を中央にざっとかぶせ、切るように手早く混ぜる。
3 全体がしっとりしたら、手で生地をひとつにまとめ、半分に切り上下に重ね、手で軽く押さえる作業を4回ほど繰り返す。
4 生地を円形に整え、直径10㎝、厚さ2㎝ぐらいの円にする。
5 包丁を上下に動かしながら、好みの形に切る。
天板に間隔をあけて並べ、190度のオーブンで、18分ほど焼く。



★ポイント
・2の工程で、混ぜ過ぎるとグルテンが出て固くなるので、混ぜすぎない。多少粉が残っている程度でOKです。粉をふるっておけば、焼いたときに自然となじみます。
・粉類をふるって空気を含ませることで、<液体類>となじみ、しっとり仕上がります。
・2の工程で粉類が多少混ざってもOK。白っぽくなるまでよく混ぜると(乳化)、ふわっと油っぽくない生地になります。100均一の小さな泡だて器が便利です。
・3の工程で切り重ねると、生地に層ができ、ふんわりとした食感になります。
・5の工程で、パン切り包丁を使うと、生地の段がつぶれずふっくらとキレイな焼き上がりになります。

Kae

Kae

カクテル&ジュースコーディネーター。出版社で、美容・料理関係の編集&記者を経験。心にも体にも美味しい美容レシピならオマカセ。毎日を楽しく、心地よく、人を喜ばせるような、そんな暮らしが理想♪ブログ「KAE'S美容レシピ」も執筆中!旧連載「ココロとカラダにやさしい Kae's Beauty Recipe」もチェック!

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