2017年7月をもって連載を終了させていただきました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。
体と冷蔵庫すっきり♪デトックス餅ストローネ
2015-01-04 17:23 公開
あけましておめでとうございます!
年末から寒い日が続き、東京も元旦にちらちら雪もふりまして、
寒いんだけど、お正月気分はそのほうが盛り上がった年始となりました。

今年も皆様にとって、おいしく幸せな年となりますように!
我が家のお正月の様子はこちらとこちらでアップ中。
よかったらのぞいて見てくださいね〜♪
さて、三が日が終わり、土日もまだお正月気分でおせちの他にも
集まってご馳走三昧だったりしてませんか?
お正月にはなぜかすき焼きやしゃぶしゃぶが多かったり、
肉類がっつり食べる方も多いのでは?
今年1本目の今回はそろそろ胃も体も重たいな〜なんて時に
おすすめのデトックススープをご紹介。
お正月食材だったり、ストックや冷蔵庫に余った野菜だったりを使って、
体も冷蔵庫もすっきりデトックス♪です。

◎デトックス餅ストローネ
<材料>(2人分)
玉ねぎ:1/2個
ブロッコリーの軸:1個分
にんじん:1/2個
昆布(出汁がらでOK):5〜6cm(戻した状態で)
かまぼこ:3切れくらい(50g)
切干大根:5g
にんにく:1片
生姜:1/2片
トマトジュース:1本(200cc前後)
塩、醤油など:適宜
ココナッツオイル:小さじ1/2(又は好みのオイル)
餅:お好みで
①具を全て1cm角に切る。
切干大根もはさみなどで1cmに切る。
生姜、にんにくはすりおろす。(チューブなどでもOK。その場合小さじ1ずつくらい)
②切干を水150ccに入れておく。
③鍋ににんにく、生姜、ココナッツオイルを入れて弱火にかけ、
ちりちり音がしてきたら、玉ねぎ、ブロッコリー、にんじんを加えて炒める。
ざっと混ぜたらふたをして、弱火で4〜5分蒸し炒め。
④2を戻し汁ごと、昆布、かまぼこも加えてさらに4〜5分煮る(ふたをして)。
⑤トマトジュースを加え、味をみて醤油や塩で味を整える。
このままでももちろん、焼いた餅を入れて、しっかりお食事スープとしてもおすすめ!

お正月にちょっと余ったかまぼこや、捨ててしまいがちなブロッコリーの芯、
ストック食材の切干しや、出汁を取ることの多いこの時期余ってしまう昆布を使った
「始末」のスープでもあります。
薬膳では、デトックスにはまず胃腸の働き(脾の働き)を活発にすることがポイントと考えます。
「脾」が疲れると、食べたものが未消化になり、毒素としてたまったり、
瘀血の原因となって血流が悪くなったりします。
水分代謝も悪くなるので、むくみの原因にも。
また、「気」のめぐりが悪くなると、循環が滞るので、やはり毒素もたまりやすくなります。
ということで、
デトックスには胃腸の働きを助けて気のめぐりをよくする、玉ねぎがイチ押し食材。
栄養素的にもケルセチンという物質が毒素を吸着して
排出するのを助けてくれます。
切干大根も、消化を助け、とくに肉類を食べ過ぎた時のデトックスにおすすめの食材です。
ブロッコリーもスルフォラファンという解毒作用や抗がん作用の強い成分が
多く含まれる野菜で、デトックスパワーが強い野菜。
にんじんなど緑黄色野菜に多く含まれるカロテンや
トマトのリコピンも抗酸化作用が強いので、
お肉や甘いものの食べ過ぎでできる酸化物質をブロック。
薬膳的にはブロッコリーも胃腸の働きを整え、「気」を補う働きがありますし、
にんじんは「血」を増やして血行促進作用が。
トマトは消食や健胃作用もあり、脾胃の働きを助け、
お肉をたくさん食べて陽性よりになった体を中庸に戻してくれます。
そんなデトックス効果たっぷりのスープで
お正月の食べ過ぎをリセットしましょう!
年末から寒い日が続き、東京も元旦にちらちら雪もふりまして、
寒いんだけど、お正月気分はそのほうが盛り上がった年始となりました。

今年も皆様にとって、おいしく幸せな年となりますように!
我が家のお正月の様子はこちらとこちらでアップ中。
よかったらのぞいて見てくださいね〜♪
さて、三が日が終わり、土日もまだお正月気分でおせちの他にも
集まってご馳走三昧だったりしてませんか?
お正月にはなぜかすき焼きやしゃぶしゃぶが多かったり、
肉類がっつり食べる方も多いのでは?
今年1本目の今回はそろそろ胃も体も重たいな〜なんて時に
おすすめのデトックススープをご紹介。
お正月食材だったり、ストックや冷蔵庫に余った野菜だったりを使って、
体も冷蔵庫もすっきりデトックス♪です。

◎デトックス餅ストローネ
<材料>(2人分)
玉ねぎ:1/2個
ブロッコリーの軸:1個分
にんじん:1/2個
昆布(出汁がらでOK):5〜6cm(戻した状態で)
かまぼこ:3切れくらい(50g)
切干大根:5g
にんにく:1片
生姜:1/2片
トマトジュース:1本(200cc前後)
塩、醤油など:適宜
ココナッツオイル:小さじ1/2(又は好みのオイル)
餅:お好みで
①具を全て1cm角に切る。
切干大根もはさみなどで1cmに切る。
生姜、にんにくはすりおろす。(チューブなどでもOK。その場合小さじ1ずつくらい)
②切干を水150ccに入れておく。
③鍋ににんにく、生姜、ココナッツオイルを入れて弱火にかけ、
ちりちり音がしてきたら、玉ねぎ、ブロッコリー、にんじんを加えて炒める。
ざっと混ぜたらふたをして、弱火で4〜5分蒸し炒め。
④2を戻し汁ごと、昆布、かまぼこも加えてさらに4〜5分煮る(ふたをして)。
⑤トマトジュースを加え、味をみて醤油や塩で味を整える。
このままでももちろん、焼いた餅を入れて、しっかりお食事スープとしてもおすすめ!

お正月にちょっと余ったかまぼこや、捨ててしまいがちなブロッコリーの芯、
ストック食材の切干しや、出汁を取ることの多いこの時期余ってしまう昆布を使った
「始末」のスープでもあります。
薬膳では、デトックスにはまず胃腸の働き(脾の働き)を活発にすることがポイントと考えます。
「脾」が疲れると、食べたものが未消化になり、毒素としてたまったり、
瘀血の原因となって血流が悪くなったりします。
水分代謝も悪くなるので、むくみの原因にも。
また、「気」のめぐりが悪くなると、循環が滞るので、やはり毒素もたまりやすくなります。
ということで、
デトックスには胃腸の働きを助けて気のめぐりをよくする、玉ねぎがイチ押し食材。
栄養素的にもケルセチンという物質が毒素を吸着して
排出するのを助けてくれます。
切干大根も、消化を助け、とくに肉類を食べ過ぎた時のデトックスにおすすめの食材です。
ブロッコリーもスルフォラファンという解毒作用や抗がん作用の強い成分が
多く含まれる野菜で、デトックスパワーが強い野菜。
にんじんなど緑黄色野菜に多く含まれるカロテンや
トマトのリコピンも抗酸化作用が強いので、
お肉や甘いものの食べ過ぎでできる酸化物質をブロック。
薬膳的にはブロッコリーも胃腸の働きを整え、「気」を補う働きがありますし、
にんじんは「血」を増やして血行促進作用が。
トマトは消食や健胃作用もあり、脾胃の働きを助け、
お肉をたくさん食べて陽性よりになった体を中庸に戻してくれます。
そんなデトックス効果たっぷりのスープで
お正月の食べ過ぎをリセットしましょう!

中国政府認定資格である国際中医薬膳師の資格をもつ。身近な食材でおうちで簡単にできる薬膳をモットーに、中医学の理論に基づいてパーソナルな体質に合わせた料理や献立の提案が得意。定期的に料理教室「La Table de Eri」を開催。
ブログ「SAI dining」も好評執筆中。