金柑はへたを取り除いてよく洗い、竹串やナイフの先などで縦に4~5本の切れ目を入れておく
→切れ目を入れることで中まで甘く煮あがり、しわにもなりにくい
2~3回熱湯で茹でこぼしてあく抜きし、種を取り出したい場合は切れ目から楊枝で種を取り出す
→食べる時に種を取り出すのが面倒でなければ省略可
→渋みが気になるようであれば、ゆでたあと水に1~2時間浸けても
金柑が浸かる程度の水・加えた水と同量の砂糖・好みでお酢を鍋に入れたら中火にかけ、砂糖が煮溶けたら金柑を入れて、弱火~中弱火で20~30分、皮が柔らかく透明になり照りが出たら火を止める
→砂糖の体積で嵩が増えるので、水はやや少なめでちょうど良い
ふたをしたまま常温まで冷ましてから、煮沸消毒した保存瓶に入れる
→火を止めて出来上がりではあるものの、冷めるまで蓋を取らずに冷ますことでしわができず丸い形が保たれる
《保存・期限・食べごろ》
食べごろは味が浸かる1~2日後から。
煮る時に糖度が高いほど、また酢を加えることでも保存性は高まります。
砂糖を金柑の重量の半分以上で煮た場合で、煮沸消毒した容器にシロップごと入れ、実がシロップから出ないようにして保存しておくと1ヶ月程度は保存可。
砂糖の量を控えめにした場合でも、割合にもよるものの1~2週間程度はカビが生えなければ美味しく食べることができます。
ただどちらも目安なので様子を見て風味が落ちる前に食べきること。
冷凍も可。
凍らせたシロップはシャーベットのようにして食べることもできます。
私は保存と甘さの調整のために酢を加えていますが、仕上がりに酢の味は全くしません。
砂糖だけで煮るものよりも、さっぱりと仕上がり、保存が効きます。
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