大きいボウルにバターを塗っておく。
強力粉と塩を合わせてふるう。バターを適当な大きさ(3cm角より小さいとよい)にカットする。牛乳は人肌程度に温める。
インスタント・ドライイーストとグラニュー糖を混ぜる。
フードプロセッサーに1の粉類とバターを入れ、そぼろ状になるまで回す。
※フードプロセッサーが小さい場合は、適度な量の粉類とバターを回し、その後でフードプロセッサーに入らなかった粉類と合わせる。
ボウルにあけ、インスタント・ドライイーストとグラニュー糖を合わせたものを加えて混ぜ、真ん中にくぼみを作る。
卵をときほぐし、くぼみに注ぎ、1の温めた牛乳も入れる。
生地をこねる。最初はべたべたするが、だんだんまとまってくる。
生地がボウルにくっつかなくなったら、弾力が出てきて、なめらかになるまで、5〜10分こねる。
指で押してしっかり戻るようになったら、バターを塗っておいたボウルに移し、軽くラップをして、暖かい場所で約1時間、生地が2〜2.5倍になるまで発酵させる。
生地をひとこね(ガス抜き)し、半分に分ける。
丸く形を整え、バターを塗ったケーキ型に入れる。
※このとき、表面をのばしながらつるっとさせ、下で生地を送り込んでまとめ、その状態で型に入れると仕上がりがきれいになる。
軽くラップをして、暖かい場所で約30分、生地が約2倍になるまで発酵させる。
※季節にもよるが、それぞれをビニール袋などでふわっと覆い、さらに大きな袋に熱湯を注いだマグカップを一緒に入れると発酵しやすい環境になる。
生地が膨らんだら、表面に牛乳を塗り、200℃のオーブンで約30分焼く。
粗熱がとれたら型から外し、網の上で冷ます。
スイート(甘いもの)としてもセイヴォリー(塩気のあるもの)としても食べることができ、軽くトーストして、クリームチーズやジャム、あるいはチーズとハムなどと一緒に食べます。
焼き立てであれば、そのままちぎって食べてもよし。
上部はお菓子で、下部はスナックとして食べるのが正統とされていますが、厳密なルールがあるわけではないので、そのときの気分で食べればいいと思います。
個人的には、クリームチーズとハムをのせて食べるのが好みです。
サリー・ランのやわらかさとほんのりリッチな味わいとぴったり合います。