2015年9月をもって連載を終了させていただきました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。

たまには思いっきり和のお茶請け 花豆の黒糖しょうゆきな粉

  


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「とっておきお菓子」という連載タイトルには似合わないような
思いっきり和風なお茶請けですが、
アメリカ育ちのうちの娘たちも大好きな煮豆です。

9月に入っても、残暑厳しい日が続いています。
圧力鍋を使って、短時間の加熱で煮てみましょう!
そして、まだまだ冷茶や冷たい麦茶がおいしいですね。
晩夏から初秋にけての茶請けにどうぞ。



【花豆の黒糖しょうゆきな粉】
花豆・・・200g
黒砂糖・・・120g
醤油・・・大さじ1
きな粉・・・適宜

①花豆は塩を少々加えた水に丸1日つけて戻す。
 半日くらいで豆はふっくら戻りますが、たまに水を替え、
 この段階で、多少のあくを抜きます。
②①をザルにあげてさっと水洗いし圧力鍋に入れる。
 かぶるくらいの水を加え、圧力鍋に付属の蒸し器を
 落し蓋代わりにする。


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③フタをして強火にかけ圧がかかったら弱火にして8分間加圧し、
 自然冷却をする。
④完全に圧が抜けたら、ふたを開け蒸し器についたあくを洗い流す。
 砂糖と醤油を加え、再び落し蓋とフタをして
 ③と同様に3分間加圧後、自然冷却する。
⑤煮豆を器に盛りつけ、きな粉をかける。
 (好みできな粉に砂糖と塩を混ぜて甘くしてもOK)

※鍋でことこと煮る場合は、煮ながらかなりのあくが出てくるので
 煮る前に数回茹でこぼすのが通常ですが、圧力鍋の場合は
 あまり気にしなくてもいいようです。
 戻し段階で薄い塩水につけて出たあくを洗い流す程度でOK。
 あく抜きをしずぎると、豆の一番の栄養素のポリフェノールも
 取り去ってしまうので、あくも旨みのうちと思い調理してくださいねー。
 どうしても気になる方は、圧力鍋の前に一度茹でこぼしをしてください。




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甘さは控えめなので、
きな粉をかけずにお弁当のおかず煮豆にもなりますよ∼。
小分けラップで冷凍保存しておけば、
お弁当の隙間埋めおかずに大活躍間違いなしです。


勇気凛りん

2006年2月より料理レシピ投稿サイトでオリジナルレシピを公開開始。2008年より始めたブログ「勇気凛りん料理とお菓子rinrepi」が人気に。長いアメリカ生活の中で身についたちょっと目先の違う和食やどこの家にでもある食材を斬新な感覚で組み合わせる料理が得意。

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