2020年6月をもって連載を終了させていただきました。
たくさんの方にご愛読いただき誠にありがとうございました。

赤と緑のベーグルサンド

  

似非パン職人のvivianです。<(_ _)>

先日は噛みごたえのあるプレーンなベーグルをご紹介しました。今回はトマトとほうれん草のベーグルをご紹介します。材料は前回のプレーンベーグルと少し違います。強力粉を使い、バターを配合する事でサンド用の柔らかいベーグルにしました。トマトピューレとほうれん草ピューレ、少しの材料の違いで2種類のおいしいベーグルが出来ます。工程はプレーンベーグルと同じです。

 

  1.jpg 

材料(各4個分)

強力粉(スーパーカメリア) 300g
インスタントドライイースト(サフ) 2.4g
塩 5.4g
砂糖 15g
バター 6g
水分 トマトベーグルとほうれん草ベーグルで違います。


(トマトベーグルの場合)
トマトの水煮をピューレにしたもの 180g〜
ピザ用チーズ 適宜

(ほうれん草ベーグルの場合)
茹でたほうれん草 150g
水 50g〜
黒ゴマ 12g

ケトリング用
水 1リットル
砂糖 20g

 

作り方

○準備
天板を裏返して天板ごと230℃に余熱しておく。
天板の大きさ位のダンボールにベーキングシートを敷いておく。

トマトの水煮、またはほうれん草を茹でたものに水を加えブレンダーでピューレ状にしておく。

3.jpg 

○ミキシング

バター以外の材料全てをホームベーカリーに入れ、10分間捏ねる。トマトの水煮やほうれん草の茹で加減により水分を調節する。(捏ね上温度 28℃)


○分割・ベンチ

生地を4つに分割し、軽く丸める。固く絞った濡れ布巾等を被せ、ベンチタイムを15分とる。 


○成形

麺棒で10cm×24cmの長方形に伸ばして長い方の端からくるくると巻いて棒状にする。
端の一方を麺棒で押しつぶしてもう一方を包み、とじ目をしっかり押さえてリング状にする。 


○2次発酵

 35℃で約1時間、少しふっくらするまで発酵させる。

 

○ケトリング

フライパンに水1リットルと砂糖を入れて沸騰させる。

生地を裏側から入れて20秒、表に反して20秒ゆでる。
ダンボールにベーキングペーパーを引いた上にフライパン返しを使って水けを切った生地をのせる。

 

トマトベーグルはこの時ピザ用チーズを乗せる。

5.jpg 

○焼成

230度に予熱したオーブンにオーブンペーパーごと天板にのせ210℃に設定して15分〜20分焼く。

 

トマトベーグルにはクリームチーズとスモークサーモンのディップを。ほうれん草ベーグルにはのりの佃煮を塗った上にチーズ・水菜・れんこんとごぼうのきんぴらを乗せてできあがりです(ΦωΦ) 

vivian

兵庫県出身。ブログ「vivianオフィシャルブログ」を運営し、家庭で焼けるハードパンが脚光を浴びてパンのレシピ本を2冊出版。同じく独学で作り始めたケーキやアイシングクッキーも評判を呼び、レシピ本を出版。いずれもロングセラーに。レシピサイトや企業サイトでの連載やレシピ提供、食器撮影やスタイリング提案などを行う傍ら、製菓の講師を務める。最近では、パンに合う料理や毎日のおかず、季節ごとの手仕事もライフワークとなっている。

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