2021年5月をもって連載を終了させていただきました。
たくさんの方にご愛読いただき誠にありがとうございました。

ベーコンとほうれん草のトマトソースニョッキ

  
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ニョッキとはじゃがいもと小麦粉から作られるイタリアのパスタの一種です。
昔はじゃがいもやカボチャから作るのではなく、ただ小麦粉を練って作られていたそうです。
私はすいとんのようなものを想像してしまいましたが・・
ちなみに(gnocchi)ニョッキは複数形で、(gnocco)ニョッコが単数形です。
(ニョッキも、ニョッコも、なんか響きが可愛いですよね〜。)
基本的にはパスタなので、トマトソース、バジルソース、クリームソースなどと相性が良いです!

またイタリアでは重い食べ物を木曜日に食べる習慣があり
ニョッキはお腹に溜まる料理なので、木曜日に食べることが多いそうです。
それを「Giovedi’ Gnocchi(木曜のニョッキ)」と呼ぶそうです。

というわけで、本日は久しぶりのニョッキです。
冷蔵庫の残り野菜とトマトソースで作るシンプルなソースを合わせました。
今日は強力粉と薄力粉を同量で作ったので、モチモチ感もありつつ、優しい感じの歯ごたえに仕上げました。
モチモチ感を出したい時は、強力粉のみで作るといいですよ。
【材料】4人分
(ニョッキ)
じゃがいも・・・3、4個(約600g) 
粉チーズ・・・大さじ1 
塩・・・小さじ1/3
強力粉・・・80〜100g
薄力粉・・・80〜100g
打ち粉・・・適量
(ソース)
ベーコン・・・4枚
玉ねぎ・・・1/4個
マッシュルーム・・・4個
ほうれん草・・・適量
トマトソース・・・1カップ
ケチャップ・・・大さじ2
リーペリンソース(なければウスターソース)・・・小さじ1
塩、こしょう・・・各適量
ニンニク・・・1片
オリーブオイル・・・大さじ1
粉チーズ・・・各適量
【作り方】
1.じゃがいもは皮を剥いて乱切りにし、沸騰したお湯に塩少量を加え、柔らかくなるまで茹でる。お湯を捨ててこふきにし、マッシャーで潰す。
2.粉チーズ、塩を混ぜ合わせ、強力粉と薄力粉を加えてひとまとめにする。じゃがいもがべちゃっとしていたら、少しずつ打ち粉をしてまとめる。耳たぶくらいの固さが目安です。
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3.打ち粉をひいて棒状に伸ばし、1センチ長さに切り、丸めて真ん中を押して平たくする。
(フォークで型を付けても良いですよ。)
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4.フライパンにみじん切りにしたニンニク、オリーブオイルを加えて弱火にかけ、ニンニクの香りがしてきたら3センチ幅に切ったベーコン、薄切りにした玉ねぎ、マッシュルームを加えて炒める。
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5.しんなりしたら、ほうれん草を加えて炒め合わせ、トマトソースを加えてフツフツしてきたら、ケチャップ、リーペリンソース、塩、こしょうで味を調える。(ソースが煮詰まった時はニョッキの茹で汁で伸ばす。)
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6.5と同時進行で鍋にお湯を沸かしニョッキを茹でる。
7.茹で上がったニョッキをソースに加えて絡め合わせる。
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8.器に盛りつけ、お好みで粉チーズを振りかけてお召し上がり下さい。
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美味しいーーーーー!!

ニョッキって手間がかかるので、そんなにしょっちゅうは作らないんだけど

このモチモチ感がたまらなく好きです。

ニョッキの日は丸めるのが大変なので、子供たちに「お団子作るよ〜」というと

粘土遊びの感覚でお手伝いしてくれるので、そんなのも楽しいです♪


これを食べたのは木曜日ではなく、日曜日だったから、日曜日のニョッキ?

どうぞお試し下さい。


マイティ

都内の人気レストランで店長をつとめた後、結婚。現在は二児のママとして愛する家族のために、おいしくて簡単な節約レシピを日夜、研究中。趣味はゴルフと料理、お酒を嗜むこと。旦那様の転勤で現在は、アメリカのテキサスに在住。

著書に「マイティさんち家の満足ごはん」(成美堂出版)がある。ブログ「1ヶ月2万円の節約レシピ」も要チェック!

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