2014年11月をもって連載を終了させて頂きました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。

赤海老の昆布〆めサラダ

  
ども。
7月に入りましたね。
そう。
今年も折り返し。
みなさん、今年の上半期はどんなでしたか?
僕は...
お店を開けるのに怒濤の濃〜〜〜〜〜〜〜〜い半年を過ごしました(笑)
お店を開けた後も濃い日々は続いているワケですが(笑)

さて。
今日はざっくり作ったサラダです。
刺身用の赤海老を昆布〆めにしました。
これが本当に美味しいんですよね。
日本の調理技術って、本当に凄いと思います。

赤海老の昆布〆めサラダ

【材料】
昆布水
昆布 ・・・ 30g
水 ・・・ 500cc
塩 ・・・ 適量

赤海老の昆布〆め
赤海老
昆布
日本酒
赤ワインヴィネガー ・・・ 少々(仕上げに)

サラダ
ベビーリーフ ・・・ 適量
青りんごの千切り ・・・ 適量
塩 ・・・ 少々
粗挽き黒コショウ ・・・ 少々
エクストラバージンオリーブオイル ・・・ 少々

仕上げ
ピンクペッパー
お好みのハーブ

【作り方】
昆布水
1)水に1㎝幅に切った昆布を入れ、冷蔵庫で一晩寝かせる。
2)1)の昆布を引き上げ、塩を海水位の味になるように加え溶かす。

赤海老の昆布〆め
1)昆布に日本酒を刷毛で塗り、皮をむき、背わたを取り除いた赤海老をはさみ、冷蔵庫で一晩寝かせる。
2)1)に霧吹きに入れた昆布水を軽く吹きかけ、バーナーで炙る。
3)2)を適当な大きさに切り、ボールに入れ、赤ワインビネガー少々を振りかけ風味を付ける。

サラダ
ボールにベビーリーフを入れ、塩・粗挽き黒コショウ・エクストラバージンオリーブオイルを加え、和える。

【盛りつけ】
お皿に、ベビーリーフ、青りんごの千切り、赤海老の昆布〆めの順に載せる。
ピンクペッパー、ハーブを乗せる。

完成!

昆布の旨味爆発!
昆布水を作って霧吹きで吹きかけるのは、さらに昆布の旨味を加えたかったから。
なくても充分美味しいですよ!
残った昆布水は出汁としても使えますし、
引き上げた昆布は佃煮にしても美味しいです。
刺身用の赤海老が手に入らない方は、甘海老でもOK。
刺身用の白身魚でもいいですね^^
バーナーがなければ、グリラーで炙ってもOK。

刺身用の魚介類にドレッシングを和えて。
そういう料理も良いと思います。
んが。
やっぱり、ちゃんとしたドレッシングでないと魚介の風味が潰れちゃうんですよね^^;
ですし、この方法だとムダな油分を摂らなくてすみます。

日本人として、
慣れ親しんだ味にワインビネガーで少し風味の変化を付けるとまた違った味に感じるものです。
海外でも昆布の旨味は注目されていて、今一度目を向けるのも大切な事かもしれませんね^^

ということでまた次回!

小宮太郎

千葉県木更津市の予約制フランス料理店『Cuisine & Wine TARO KOMIYA』料理長。併設の『芳信庵 陶芸ギャラリー・ワインショップ』オーナー。出張料理人・レシピプランナー。2013年、千葉県木更津市で自らのレストランをオープン。レシピプランナーとして、某大手食品会社のレシピ開発を担当。出張料理人として、有名画廊、老舗料亭でのイベント、多くの家庭で料理を出している。数年毎にカリフォルニアのワイナリー訪問をし、訪れたワイナリーは100以上。陶器製作も行っている。料理ブログ『ヌーベル・オヤジ・キュイジーヌ』も要チェック!

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