【卵・乳製品不使用】発酵いらずのスコーン風モーニングパン

卵や乳製品を使わないほんのり甘いかぼちゃ朝食パンです。
外はサクサク中はしっとり、スコーンのような食感は子どもに大人気でした。

発酵なしのベーキングパウダーで作るパンはとても簡単ですが、粉を水分と混ぜ過ぎると、グルテンが出て固くなるのが困りものです。
いろいろ試した結果、粉は面倒でもふるって空気を含ませる。ゴムベラで下からすくい、上にどさっと落とす。切り混ぜるを数回繰り返し、粉っぽさが残る程度で成型に入るとうまくいくようです。


スコーンの水分を増やすと、柔らかいパンになりますので、食感の違うパンを色々作るのも面白いです。加える具材はなんでもOKですが、薄力粉100gに対しほどよく水分があるもの（バナナ、かぼちゃ、ブルーベリー、にんじんなど）なら100gを加えても美味しくいただけます。

よかったら作ってみてくださいね。

■材料（4㎝角のもの6個）
A＜粉類＞
薄力粉 100g
砂糖（てんさい糖使用）大さじ1
ベーキングパウダー 小さじ11/4
塩 ひとつまみ

B＜オイル液＞
豆乳（OR牛乳）大さじ2～3
サラダ油（なたね油）大さじ2
かぼちゃ（わたと種を除く）100g


■作り方
下準備
・かぼちゃは3～4㎝角に切り、水にくぐらせてラップで包み、電子レンジ（600W）で2～3分ほど加熱する（楊枝がすっと通ればOK）。 スプーンで果肉をくりぬき、フォークでペースト状にする。
オーブンを180度で余熱する。

1 ＜粉類＞に＜オイル液＞の材料を加える。
大きめのボウル（口径20㎝）に粉類をふるって入れ、中央をくぼみを作って＜オイル液＞を加え、泡だて器で中央だけをよく混ぜ、油となじませる（乳化）。かぼちゃを加えてよく混ぜる。
2 ＜粉類＞と＜オイル液＞をなじませる。
ゴムベラで周囲の＜粉類＞を＜オイル液＞にかぶせるようにしながら、大きくさっくりとまぜる（粉っぽくてOK）。
手で折りたたむようにひとつにまとめ、台に取り出し、生地を4～6回ほど軽く手で押さえつけながら折りたたむ（生地がべたつくときは粉類をふり、水分が足りないときは豆乳を加え調整する）。

★ポイント
・2の工程でかぼちゃの水分量により、生地の固さが変わります。ホットケーキの生地より少し硬い生地なら、パン風に。落としたときにポテッっと落ちる硬さなら、スコーン風になります。好みで調整してみてください。