ミンスミート【Mincemeat】 レシピ

ミンスミート【Mincemeat】
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りこりすさん
りこりすさん
  • 調理時間:30分1時間
  • 人数:5人以上分

料理紹介

イギリスのクリスマスに欠かせないお菓子に、ミンス・パイがあります。
ミンス・パイとは、ミンスミートが入ったパイのことで、ミンスミートはmincemeatと綴り、直訳すれば挽き肉を指します。
かつては文字通り、食肉をミンチにしたものが使われていました。
現在では、肉を使うことはなく、レーズンやドライフルーツ、スパイスなどを使います。
このミンスミート、市販のものもありますし、自身で作ることが習慣化されてらっしゃる方は、何カ月も前に仕込まれますが、多少なりともフレッシュ感を加えたいなぁと思い、完成させたのがこのレシピです。
油脂は、バターを使っていますが、スエット(牛脂)の方がよりらしい。
イギリスでは、製菓材料として粉状のものが売られていますが、日本だと、牛肉コーナーのすき焼き肉のところで買い求めるのが妥当。
スエット(牛脂)だけでも売られているので、それを使えばいいのでしょうが、どうしても肉の画が浮かんで来て、食指が動かない。
スエット(牛脂)を使うのがベターとわかりつつ、そんな理由で、結局、私の場合はバターを使うことで落ち着きました。
伝統的なミンスミートの場合は何カ月も前に作りますが、このミンスミートだと熟成を待たずにすぐに使えます。
もちろん熟成も可能で、冷蔵庫など冷暗所で保存すれば余裕で1年は持つので、来年こそは!と考えるクリスマスの時期に次の年の分を仕込むのもアリです。

材料

  1. リンゴ(紅玉) 1個(約200g)
  2. レーズン 100g
  3. ドライミックスフルーツ 150g
  4. アーモンド 10g
  5. オレンジピール 25g
  6. レモンピール 25g
  7. オレンジ 1/2個(使用するオレンジの搾り汁は大さじ2 1/2)
  8. レモン 1/2個(使用するレモンの搾り汁は大さじ1)
  9. 三温糖 50g
  10. シナモン 小さじ1/2
  11. オールスパイス 小さじ1/2
  12. ドライジンジャー 小さじ1/4
  13. ナツメグ ひとつまみ
  14. ブランデー 大さじ1 1/2
  15. バター 20g

作り方

  1. 1.

    リンゴは芯を取り除き、粗みじん切りにし、鍋に入れる。
    ※リンゴは皮つきでよい。

  2. 2.

    レーズン、ドライミックスフルーツ、アーモンド、オレンジピールとレモンピールを粗みじん切りにし、1の鍋に入れる。

  3. 3.

    オレンジとレモンは皮をおろしながら2の鍋に入れ、それぞれ汁を搾り、分量分(オレンジの搾り汁大さじ2 1/2、レモンの搾り汁大さじ1)を入れる。

  4. 4.

    三温糖、シナモン、オールスパイス、ドライジンジャー、ナツメグ、ブランデーを3の鍋に入れ、軽くかき混ぜ、一晩おく。

  5. 5.

    鍋にバターを入れ、とろ火で約15分煮る。ときどきかき混ぜる。

  6. 6.

    ジャム瓶に入れる。

ワンポイントアドバイス

リンゴはブラムリーなどのクッキングアップルがベストですが、入手しやすいところだと紅玉など、とにかく酸味がしっかりあるものを使ってください。
また、このレシピでは入れませんでしたが、ドライクランベリーを使うのも、新鮮な味わいでおすすめですし、アーモンドの量を増やしてもいいかと思います。
モダンクラシックの基軸としてこのレシピを使い、あとは自由にアレンジしてください。

記事のURL:http://ricorice.exblog.jp/21298412/

  • (ID: r690748)
  • 2013/12/22 UP!

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