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レシビブログインタビュー:recipe & life「おいしい暮らし」前・後編  毎月二回更新
第46回目 タラゴンの挿し木 タラゴンさん 後編
タラゴンの挿し木 タラゴンさん  へ

2011.11.18up text rumiko igaki photo tarragon



〔インタビュアー(以下イ)〕  後編も引き続き、よろしくお願いします! 普段は、どんな生活を送っていらっしゃいますか?


〔タラゴンさん(以下タ)〕  朝は6時半くらいに起きて家族の朝食を作ります。みんなが出かけた後にメールのチェックや仕事、打ち合わせなど。料理系の仕事は太陽光がキレイなうちに撮影をするようにしています。
Macを使ったデザインの仕事は子どもが寝た後にしています。いつも、子ども達がだいたい15時くらいに帰って来て、そこからは宿題見てあげたり、なるべく子どもと接するようにして19時に夕食。子どもは21時に寝かすようにしています。その後は私の時間で仕事をしたり読書をしたり、寝るのは25時すぎくらいです。


〔イ〕  読書はどんな本を読んでいらっしゃいますか?


〔タ〕  携帯書籍を読んでいます。伊坂幸太郎さんや東野圭吾さんとかの小説を…携帯にダウンロードしておけば、打ち合わせの移動の電車の中、寝る前でも読めます。でも、東野さんはストーリーが結構飛ぶんですよ。普通の本でしたら簡単にページをめくって探せるけど、携帯小説だと前に戻りたい時にどこまで戻っていいか分からなかったりすることもあります(笑)。 それから推理系とかだと、「この人出てきたっけ? ここかー!」と、登場人物が多くて見返したり、本のカバーを見て買うわけじゃないから、間違えてダウンロードして「あれ? これ読んだことなかったっけ?」とかいうことが多々あります。


〔イ〕  デジタルブックの罠ですね。私は書店で本を購入する時すら間違えて2度買いしたりしますが…(笑)。ブログでは本業のデザイナーとしてのお仕事や、プライベートで友達と会った日記が書かれていたり、子育てしつつ毎日充実している感じがしますね。


〔タ〕  そうですね。仕事や誰かと会う場合にどうしてもの時は実家が車で30分以内なので、預けて都合を付けて出かけたりもしていますね。


〔イ〕  ブログ以外ではまっていることや趣味は?


〔タ〕  小さい頃から食べ歩きが好きです。あとは旅行ですね。だいたい、妊娠中でも家族の人数が増える前に今の思い出を作ろうと旅行に行ったりしていました。最初の子がお腹に居る時はドイツに行って下の子の時はドバイへ。


〔イ〕  長旅ですよね。妊娠中は旅行を控える人も多いですが、大丈夫なんですね。


〔タ〕  いえ、主人のお姉さんが産婦人科医なんで、「絶対行かないで」って毎回言われるんですけど、まあ自分の健康は自分で管理するように心がけて行っちゃいますね。
あと、趣味と言えば夫婦で武田双雲先生に書道を習っています。 5年くらい習っていて、あまり上達してないんですけど…。生徒のみなさんが凄く上手で(笑)。毎年個展に参加したりしています。大人になってゆっくり墨を擦ったりする時間ってないじゃないですか。 だから、いい時間ですね。最近、うちの両親も習い始めて、夜に私達と交代して行っています。


〔イ〕  ご夫婦で共通の趣味があるのもいいですね。



〔タ〕  元々はデザインのパッケージのお仕事で筆文字を使うものが多くて、書道家の先生に依頼しても、かすれ具合いとか形とかその雰囲気が伝わらなくて…。でも自分でも書けないし、だったら習おう! と。 先生の書道はインスピレーションを必要とするお題が出たり、ユーモアがあって楽しいのでとても影響をうけます。


〔イ〕  普段の生活からリフレッシュして想像力を沸きたてられるような書道なんですね。ちょっと話題を変えて小さい頃のタラゴンさんはどんなお子さんでしたか?


〔タ〕  小さい頃は、料理番組をよく観てましたね。両親が共に忙しくて、休みが少なかったんですが唯一の休みの時に伊豆の旅館に連れて行ってもらったりしていました。 子どもだからといって食事は区別せずに、一から懐石料理を一緒に食べさせて貰ったり、酒の肴をつまんだりしていました。
小さい頃から高いものとかではなく、旬のものを食べてきたので、その日テーブルに出されたものの中で「1番美味しいものはこれだ!」って分かるようになりましたね。 それから、すごいお爺ちゃん子で祖父の家に遊びに行っては、お寿司やさんに連れて行って貰ったり、お庭で一緒にくさやを焼いて貰ったり。
ブログでも和食器を良く使っていますが、そういう流れで和食器は好きになりましたね。


〔イ〕  甘いお菓子ではなくてお寿司や酒の肴を好むあたりが今のタラゴンさんにも通じますね。 料理は作らなくても、とても興味があったようですね。


〔タ〕  大学受験時に、両親がデザイン系の仕事をしていることから、「美大に行ったら?」と勧められて美大に進学したんですけど科学の成績が良かったら、栄養士になろうと思っていたから、今思うと、デザインも料理も繋がっていたのかなって思います。


〔イ〕  ちなみに旦那様も料理をなさったりするんですか?


〔タ〕  最初は、向こうの方が料理が出来て、付き合っている頃は、遊びに行った時いつもごはんを作ってくれました。 お義母様が和菓子も師範を持っていて、和菓子は主人が作ってくれますね。夕飯とかも休みの日は頼めばほとんど作ってくれますね。


〔イ〕  和菓子を作って下さる旦那様は初めて聞きましたね!


〔タ〕  柚子ピールやコンフィチュールなんかも旦那さんが作ったり。うちに桜の木があるから桜の葉を塩漬けして桜餅を作ったり。私はもっぱらお酒作りなんですけどね。


まずは私が楽しく居ることが何よりも大切、と語るタラゴンさん。
「私が笑顔で居ると、家族も笑顔で居るかなと、ムードメーカーなんです。でも、結構無理して頑張ってしまうのでなるべく家族に迷惑を掛けないようにしています」
そんなタラゴンさんの今後の夢は…


〔タ〕  「母の実家が鎌倉にあるので人に貸し出せる多目的なスペースを作れたり出来たらいいなって。あとはその時のタイミングにまかせてなるようになれって…(笑)。」


〔イ〕  タラゴンさんらしく心地いい潮風に乗るようにこれからも、マイペースに過ごされていってくださいね。


ブログにも登場するお子さんの話をお聞きしたところ、
「旦那さんも私も末っ子でかなりアバウト、長男が唯一しっかりしています。たまに実家に行くとうちの父が同じ長男なので、気持ちが通じるからかよく愚痴ったりしてますね(笑)。次男は典型的な末っ子キャラです」とタラゴンさん一家らしいエピソードを教えていただきました…。これからはご家族の様子も注目してブログを読みます♪
次回インタビューは12月2日(金)更新予定。〜パパ料理のススメ〜のビストロパパさんです。どうぞお楽しみに!



タラゴンさんのおススメレシピ「旨味がぎゅっとオイスター舞茸ご飯」
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