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レシビブログインタビュー:recipe & life「おいしい暮らし」前・後編  毎月二回更新
第31回目 おだんごカフェ@体に優しいナチュラルレシピ みるまゆさん 後編
おだんごカフェ@体に優しいナチュラルレシピ みるまゆさん

2010.08.20up text rumiko igaki photo mirumayu


〔インタビュアー(以下イ)〕 
二人のお子さんの子育てをしながらブログの更新、レシピ本の制作と毎日忙しい、みるまゆさん。ブログは毎日決まった時間に更新していらっしゃるようですね。


〔みるまゆさん(以下み)〕 
はい。午前中、家族が居ない間にブログは更新するようにしています。
毎日、朝起きたらまずはストレッチ。身体がほぐれて気持ちよくて、欠かさずしています。時間があったら前日やり残したレシピの整理やコメントのお返事をします。それから朝食の準備。食べ終えたら主人と息子を送り出し、娘を幼稚園に送ります。
少しだけできるひとりの時間を使ってブログの更新とメールのチェックやお返事を。午前中のうちに夕飯や常備菜を作り、試作をしながら、ブログ用の撮影もしてしまいます。それから昼食。
午後は買い物や家事や用事を済ませて、娘のお迎えに。子ども達が帰ってきたら一緒に手作りのおやつ(・・・時々は市販のおやつもね!)を食べます。その後、息子の宿題をみたり、合間にこまごまとした家事をしながら、時間があればレシピや画像の整理も。
夜は早めに子ども達と一緒にお風呂を済ませてから夕飯です。後片付けと翌日の下ごしらえ、夜に洗濯をしながら、主人のごはんとおつまみの用意。子ども達就寝後、主人を待ちながらブログやメールの時間。その後は、時間があれば雑誌や本を読むような自分だけの時間を楽しみます。


〔イ〕  家事や育児の合間に、メールのチェックやブログの更新と、時間を上手に使っていらっしゃいますね。
そういえば、インタビュー前のアンケートでも、「ひとりで喫茶店に入って本を読むのが好き」と書いていらっしゃいましたね。


〔み〕  自分の趣味と言うと、料理と同じく昔から、本を読むのが好きなんです。子どもが産まれるまでは、料理よりも読書の方が好きだったかも。今は忙しくてなかなか読書の時間がとれないのですが…たまに時間がある時にひとりで喫茶店に行ってゆっくりコーヒーを飲むのが一番のリフレッシュ! 愛知県は喫茶店が多くて、モーニングやティータイムのサービスがとても充実しているんです。ストレスがたまったり、何となく行き詰った時、雑誌や本をペラペラ見つつコーヒーを飲むとスッと心が軽くなり落ち着きます。


〔イ〕  ひとりの時間って大切ですよね。私もひとりになりたい時は、お気に入りの喫茶店にフラリと立ち寄ります(笑)。
それから、頂いたお写真の“好きなこと”で、ヨガマットがありましたね。


〔み〕  去年から通い初めたスポーツジムで体を動かすことがストレス解消になっています。実は、運動は昔からまったくダメで全然好きじゃなかったのですが、大人になってからは鍛えるのが好きになりました。チームプレーより個人プレーが好きなので、ヨガやピラティス、筋トレで汗を流して気分もすっきり。


〔イ〕  ヨガ、気持ちいいですよね。ジムへは、ご家族で通っていらっしゃるんですか?


〔み〕  いえ、私ひとりで(笑)。


〔イ〕  いいですね、完全なプライベートタイムですね。
先ほど、本を読むのが好きっておっしゃられていましたが、どんな本を読まれていらっしゃるんですか?


〔み〕  いわゆる“小説”が好きで、恋愛からミステリーまで何でも読みますが、特に村上春樹さんと江國香織さんは、何度も繰り返し読んでいます。村上さんも江國さんも、あの独特な世界観や雰囲気が好きですね。学生時代はロックと文学にのめりこんでいました。そういえば当事の夢は、音楽ライターか小説家でしたから(笑)!



〔イ〕  そうなんですね! ふんわりした雰囲気のみるまゆさんから“ロック”や音楽ライターというお話を聞くと不思議な感じがします(笑)。食へのご興味は?


〔み〕  お料理は、小さい頃から好きだったのを覚えています。とにかくレシピ本を見るのが大好きで、十代の頃から主婦の方が読むような料理雑誌を講読していました。そして、これを作ろう、あれを作ろうと考えるだけでわくわくしていましたね。実際に作って、美味しくできると本当に嬉しくて。百貨店のキッチン雑貨売り場も大好きで、何時間でもふらふらしていたなぁ…。
でも、どうしてだか料理を習おうとか料理の仕事に就こうとかは考えたことがなくて…。なにせ夢は、音楽ライターか小説家でしたから! 料理はレシピ本で覚えました。


〔イ〕  ブログの中からもみるまゆさん独自の清潔感と、ふわっとそよぐ風のような世界が感じられるのは、もしかしたら“みるまゆ家のストーリー”を読んでいるような気分になるから・・・かもしれないですね。
そういえば、みるまゆさんのブログの名前でもある、お菓子教室はどんな風にやられていたんですか?


〔み〕  子供がもっと小さかった頃、出かける時に必ず手作りの簡単なおやつを持ち歩いていたんです。それを見ていた知人から、「おやつ作りが苦手だったり、何を作ればいいかわからないママ達に教えてあげて! 」と、頼まれて、簡単なおやつ教室をやっていたことがあるんです。ちょうどブログを始める少し前だったでしょうか。そのおやつ教室の名前が『おだんごカフェ』でした。和菓子も洋菓子も好きな私の欲張りさを表しています(笑)!
ブログ名を決めるときに、これが一番私らしいかなぁと思ってそのまま使いました。残念ながら、お菓子教室の方は時間がとれないこともあり今はやっていませんが、「教えて」と言われることもあるので、またいつかできたらいいなと思っています。


実は人見知りで、若い頃からひとりで行動するタイプだという、みるまゆさん。友達も居たけれど、一人で映画やコンサートへ行くのも好きだったとか・・・。そんな、みるまゆさんの生活の中で大切にしていることは・・・?


〔み〕  なんといっても、やっぱり食べることです。生きていく基本ですから。食べたもので、体も心も(ここ大事! )作られると私は思っています。美味しいもの、美味しかった思い出は心を豊かにすると思うんです。
あとは、感謝の気持ちを忘れないこと。どんなことにも「ありがとう」と思うようにしています。いいことにも、嫌なことにも「ありがとう」。


〔イ〕  では、最後に今後の夢を教えてください。


〔み〕  ここ2〜3年、米粉スイーツを作り続けています。自分自身、小麦粉がどうも体質的に合わないことがきっかけなのですが、米粉スイーツの美味しさにすっかりはまっています。それに日本人として、やっぱりお米文化を大切にしたい。麺類やパンよりも、しっかりお米を食べて欲しいと願っています。その延長線上に米粉スイーツもあるわけです。でも単純に、本当に美味しいと思うので、米粉スイーツのレシピをもっと広めたいです。
また、作るのが苦手な方もいるでしょうし、レシピどおりに作っても、同じようにはいかないこともあります。なので、いつかスイーツの販売もできたら…というのが夢です。


みるまゆさんのレシピは、楽しく、美味しく、“ゆるベジ生活”を送りたい方たちへの道しるべにも、なっています。少しの時間の合間を大切にしてブログを更新して、喫茶店でひとりリフレッシュして・・・。今回は、食はもちろん、レシピ&ライフをよりHappyにおくるヒントを貰った気がしました。

次回は9月3日更新予定。「ぽかぽかびより」の小春ちゃんの登場です。どうぞお楽しみに♪


みるまゆさんのおススメレシピ かぼちゃレーズンの米粉パウンドケーキ
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