筋肉料理人の家呑みレシピと時々、アウトドア

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今日の記事は「ハマチを一匹食べつくそう」です。
先々週の日曜日の話ですが、行きつけのスーパー（福岡県久留米市）に行くとハマチが安かったんです。
小振りなハマチでイナダに毛が生えたようなサイズですが一尾680円です。
一緒に買い物に来ていた下の子供に食べる？って聞くと、当然のように食べるって言うんで買って来ました。

ハマチはブリの子供です。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、ブリは出世魚と呼ばれる魚で成長によって名前が変わるんです。
その名前も地方によって異なりややこしいんですが、
関西ではツバス→ハマチ→メジロ→ブリ
関東ではワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ
なんて呼ばれ、九州ではハマチより小さいサイズをヤズなんて呼んだりもします。
しかもですね、大きさ以外にも養殖物の事をハマチと呼んだりするから、またややこしいです。
今回、買ったのは天然物のハマチです。ブリの旬は冬なんですけど、イナダや小さめのハマチの旬は夏場なんです、それで大量にとれたのが特価で並んでいたんでしょうね。



私は「魚料理と簡単レシピ」ってブログをやっているんですが、ブログのメインコンテンツは魚の捌き方と刺身です。こちら、九州にはスーパーに捌いていない一匹物の魚が安い値段で売っているんです。
私はパートタイマーの居酒屋料理人をやっていますので、魚を捌く練習がてら記録の為にブログをやっています。今回、買ったハマチみたいな魚は、はそのブログのネタにうってつけなんですね〜
おまけに子供も大の魚好きと来てますんで一石二鳥なんですよ。
で、作りましたハマチ料理、全部で6種類です。

定番、「ハマチの刺身」です。
寒ブリの刺身も美味いんですが、脂がきつくてしつこく感じる事もあります。ハマチの刺身はあっさり系の味で食べやすいですね。
魚料理と簡単レシピ
「ハマチのおろし方と刺身」








「ごまハマチ」です。
博多には「ごまさば」って言う刺身用の鯖をごまダレに漬け込んで「づけ」にする郷土料理があるんです。
これはハマチの刺身を「ごまさば」のタレに漬け込み「づけ」にしました。ごまの香りでたべやすくなります。上に乗せた味付きのもみ海苔もポイントですね。
魚料理と簡単レシピ
「ごまハマチ」





「ハマチのユッケ丼」です。
ユッケは牛肉を使った韓国料理で、細切りした牛肉をコチュジャン、醤油、胡麻、薬味を混ぜたタレに漬け込んで作ります。牛肉の代りに魚を使っても美味しいユッケ風刺身が出来るんです。ハマチのユッケ丼はユッケビビンバ風にハマチのユッケを酢飯の上に乗せました。
酢飯でなく熱々の白いご飯でもいいんですが、生ものを乗せるので夏場は酢飯のほうが安心かな。
魚料理と簡単レシピ
「ハマチのユッケ丼」


「ハマチの生姜焼き」です。
ハマチを豚の生姜焼き風に焼きます。ランチに人気の豚の生姜焼きですが、海鮮を使っても美味しいのが作れます。
以外や以外で美味しいですよ。

魚料理と簡単レシピ
「ハマチの生姜焼き」







「ハマチの柚庵焼き」です。
「柚庵焼き」とは料理素材を醤油、みりん、日本酒、柚子を合わせた漬けタレに漬け込み、味をしみこませてから焼く料理です。
鰆（さわら）の柚庵焼きが定番ですが、ハマチの柚庵焼きも美味いです。

魚料理と簡単レシピ
「ハマチの柚庵焼き」





「ハマチのかぶと焼き」です。
これはアラ料理の中で、アラ煮と共に定番料理ですね。
食べるのが面倒な魚のアラですが、魚好きには、ほんのちょっとしかない身をせせって食べるのが堪らないんです。
一人無口になって食べちゃいます。

魚料理と簡単レシピ
「ハマチのかぶと焼き」

以上、6品をつくりました、詳しいレシピと作り方はリンク先の記事をご覧ください。
夏場で暑いんで煮物は作っていませんが、涼しい季節ならブリ大根風の煮物、あら汁（あらの味噌汁）もいいですね。
一番美味しかったのはユッケ丼か、かぶと焼きかなあ。
やっぱり夏場にはコチュジャンとキムチのガッツリ系はいいですね、ガツガツいっちゃいますね。
かぶと焼きも美味いんですよね〜これは食べるのが面倒なんでそこがネックですが、解体しながら食べると夢中になっちゃいますよ。
ハマチ一尾、美味しかったです。




下の動画はハマチのおろし方と刺身の動画です。
暇つぶしにどうぞ！

ハマチのおろし方新記事は→ハマチの刺身、しゃぶしゃぶ、三枚おろしをご覧ください。

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