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日本ではまだ馴染みのない方も多い「コンテ」ですが、チーズ好きの方の間では「コンテが一番好き」という声も聞かれ、一度食べるとファンになる人が非常に多いチーズ。
実はフランスではとてもメジャーなチーズで、
フランス産AOP(原産地呼称保護)*認定チーズの中でNo.1 の生産量を誇ってるんですよ。
その限りなく豊かな風味と、自然で奥深い味わいは、フランスだけでなく世界で広く愛されてます。
コンテチーズ生産者協会の方に、コンテの魅力をたっぷりおうかがいしていきましょう♪
*AOPとは?:限られた地域内で伝統的製法で作られる製品を保証するEUの制度。
コンテの産地はフランスの東部、フランシュ・コンテ地方。約2,700の酪農家と、153のフリュイティエールと呼ばれるチーズ工房、そして16の熟成庫が連携し、伝統的製法でコンテを作っています。牛は1頭当たり1ヘクタール(サッカーのフィールド の約1.5倍!)以上の広々とした牧草地で放牧されます。
毎日朝と晩の1日2回搾乳してミルクの風味を損なわないよう、24時間以内にチーズ工房に運びます。
ひとつ40kgのチーズを作るのに450リットルのミルクが必要!熟練の職人技でタイミングを見極めます。
「アフィヌール」と呼ばれる熟成士によって、手間ひまかけて熟成されます。エピセアというもみの木の棚に並べられたチーズは頻繁に塩水で拭かれ、最低4ヶ月から18ヶ月、時にはそれ以上に及ぶ長い期間、熟成させます。
添加物を一切使わない「コンテ」は、作られた季節や地域、職人技、熟成期間などによって、ひとつひとつ個性を持った豊かな風味が特長です。
今回は、冬のミルクを使った10ヶ月熟成のもの(写真左)と、夏のミルクを使った17ヶ月熟成のもの(写真右)を食べ比べしました!
乳牛は夏の間、放牧地に生える色とりどりの草花を食べ、冬の間は干草を与えられるため、右の夏のコンテは天然のカロチン色素で深い黄金色に、左の冬のコンテは白っぽいアイボリー色となります。
冬のコンテは甘みがあってジャガイモのグラタンのような、温めたミルクのような香りも。夏のコンテはキャラメルのような香りもしませんか?
このようにコンテは複雑なフルーティーな香りやローストしたヘーゼルナッツの風味など83種のアロマがあります。味わいもそれぞれ個性的があり、パイナップルのような華やかな甘みや栗のようなホクホク感など、様々なコンテが楽しめます。
その時その時のコンテとの出会いは、まさに一期一会!あなた好みのコンテと出会ってみてくださいね。
コンテのおいしい食べ方を教えてくれたのは、チーズのスペシャリスト フロマジェ村瀬さん!今回は、フランスでも代表的なコンテ料理のサラダとフォンデュ。
サラダはパイをお皿仕立てにしてとってもオシャレ!レタスやパイの軽い食感にそろえてコンテは角切りではなくリボン状にするのがポイント。家にある皮むき器(ピーラー)で簡単にスライスできます♪コンテはクセのない味なのでフルーツとの相性もバッチリ。
ナッツをプラスすると食感も良くなり、ナッティーなコンテの風味とも良く合います。
フォンデュはスライスしたコンテにコーンスターチを先にまぶしておくことが乳化しやすく、ダマにならないワンポイント!最後にキルシュやナツメグを振りかけてもおいしいんですよ♪
村瀬 美幸さん
銀座で世界のチーズを楽しく学べるスクール「ザ・チーズルームアカデミー」副校長。
世界最優秀フロマジェコンクール(Concours Mondial du MEILLEUR FROMAGER 2013)でフロマジェ世界一に輝いたチーズのスペシャリスト! (一社)日本チーズアートフロマジェ協会理事。
「家でも絶対つくります〜!」と大好評だった絶品フォンデュ♪材料はシンプルで、作り方もとっても簡単!なのにコクと旨味があって、深〜い味わいなんです♪最後はカリカリのおこげにして食べるのがオススメ!
おもてなしにピッタリの、簡単でオシャレなサラダ。コンテの風味をいかすシンプルなドレッシングが、全体の味をしっかりとまとめてくれています♪ちょっと意外な組み合わせに思える柿の甘みと食感もアクセントに。
「チーズフォンデュって、もっと面倒くさいと思ってたけど、すごく簡単でおいしくてビックリでした!」「何種類ものチーズを混ぜないとダメだと思ってたけど、コンテだけでも、とっても深みがあっておいしかったです」「みんなでワイワイするのがすごく楽しいですね!」「コンテが思っていたよりもクセがなくて、すごく好みでした!」と、参加者のみなさんにも大好評だったコンテ。和気あいあいで、笑い声が響く楽しいイベントになりました。
皆さんの熱意が感じられて、私たちもとても嬉しかったです。賑やかで楽しい雰囲気に、
コンテは「人を集めるチーズ」なんだと改めて感じました。
これからの季節は冬野菜のグラタンにしたり、パスタにかけたり、魚にも合う珍しいチーズなので魚にかけて焼いて食べるのもオススメです。
あとは、実は
日本の味噌と相性がいいので、カットしたコンテに味噌を少しのせて前菜にしても。コンテの熟成や季節にあわせて味噌の種類を変え、1+1=3になるような素敵な組み合わせを探すのもいいですね!
コンテチーズ生産者協会
オーレリア・シミエ氏 & アナイス・ネヴェール氏
イベントのチーズフォンデュやサラダも好評で、「自宅でも作ってみたい!」という感想が多かったコンテ。
そのままおつまみとして食べたり、サラダやサンドイッチにしたり、グラタンやオニオングラタンスープにしたりと、アレンジ自由自在!
チーズ専門店だけでなく、最近ではスーパーや輸入食材店でも販売されています。
全国のショップリストをご覧になって、ぜひお近くのお店で購入してみてください♪
企画の詳細と参加方法
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熟成の旨味!フランス産チーズ「コンテ」de 絶品チーズフォンデュを味わおう♪
参加者数 |
30名 |
募集期間 |
2015年10月23日(金) 12:00 ~ 2015年10月29日(木) 12:00
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投稿期間 |
2015年11月16日(月) 12:00 ~ 2015年11月30日(月) 12:00
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