2014年11月をもって連載を終了させて頂きました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。

江戸前・生海苔とクリームチーズのコロネ

  
ども。

梅雨入り宣言もどこ吹く風、良い天気が続く関東地方。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
僕は5月23日にお店をオープンし、おかげさまで元気にやってます。

どんな料理を作ってるの?
良く聞かれます。

という事で、ちゃんとした写真を撮れていないのですが、
いくつかご紹介します。

サラダ.jpg
これは今日作ったサラダです。
自家製マリネサーモン・キャビア・根ぼっけのワインビネガー〆・パプリカのムース・鉾田の紫アスパラ・絹さや・オクラ・アイスプラント・庭で採れたハーブ(イタパセ・ディル・ルッコラ)・マルタンプーレ白ワインビネガーの泡、の組み合わせ。
結構、色々乗せました^^
ちなみに器は自分で作ったもの。

DSC_0472.jpg
リゾットです。
お米は千葉の匝瑳(そうさ)市で知り合いが作っている、完全無農薬のもの。
やはり千葉の大貫で上がった漁師さん直送の穴子と、イタリア産のサマートリュフを組み合わせました。
穴子は、ピンピンどころかビンビン。
ここまで良い穴子はそうそう扱えないので、料理していて幸せでした^^

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これまでも数回登場している「古代豚」もお出ししています。
肩ロースを直火でローストして、カシスベースのソースと合わせています。
先日、この豚を生産している『古代豚 白石農場』が、NHK教育の番組で特集されていました。
ウチのお店の HP でも、生産者さんにインタビューした記事を載せていますのでご覧下さい。

Collaborator Interview:『古代豚 白石農場』白石篤さん



そして、今回ご紹介する料理です。
先日、出張料理でとある邸宅に招かれた時に大好評だったフィンガーフード。
ドイツ・インド...など、ゲストは多国籍。
ドンペリ、ルイナールなど、高級シャンパンと共に召し上がってらっしゃいましたが、相性抜群だったようです。

江戸前・生海苔とクリームチーズのコロネ
DSC_0444.jpg
ガラスの器に入っているのが、今回レシピをご紹介する料理です。

【 材料 】
・ クリームチーズ ・・・ 100g
・ 生海苔 ・・・ 20 〜 30g
・ わさび醤油 ・・・ 少々
・ 塩 ・・・ 少々

・ 春巻きの皮(実際はパート・フィロで作りました。簡単に手に入る春巻きの皮でOKです)
・ 水溶き小麦粉
・ 揚げ油

【 作り方 】
1)生海苔を軽くゆで、緑になったら氷水で急冷する。
2)1)の生海苔をキッチンペーパー等で水気を良く切る。
3)あらかじめボールに入れて室温でゆるめたクリームチーズと2)の生海苔を混ぜ合わせる。
4)3)にわさび醤油と塩を加え、味を整える。絞り袋に入れておく。
5)コロネ型(チョココロネなどを作る時に使う金属製の型)に春巻きの皮を巻き付け、皮が重なるところでカットし、水溶き小麦粉で接着する。揚げた時に型から外れやすいように、型から皮をずらしておく。
6)5)を低温の揚げ油で軽く色を付けるように揚げる。
7)6)の皮を型から外し、4)を適量絞り入れる。

ポイントはわさび醤油を加える事。
醤油が味を締め、旨味をプラス。
わさびは香りを口から鼻に抜く効果があるので、海苔の風味を感じやすくします。

コロネを作るのは面倒だな...
という方は、生海苔とクリームチーズを和えたものだけでもOKですよ^^
お酒のおつまみに最適です!


ウチのお店のホームページも覗いてみて下さいね^^
Cuisine & Wine TARO KOMIYA
芳信庵 陶芸ギャラリー・ワインショップ

というわけで、また次回!

小宮太郎

千葉県木更津市の予約制フランス料理店『Cuisine & Wine TARO KOMIYA』料理長。併設の『芳信庵 陶芸ギャラリー・ワインショップ』オーナー。出張料理人・レシピプランナー。2013年、千葉県木更津市で自らのレストランをオープン。レシピプランナーとして、某大手食品会社のレシピ開発を担当。出張料理人として、有名画廊、老舗料亭でのイベント、多くの家庭で料理を出している。数年毎にカリフォルニアのワイナリー訪問をし、訪れたワイナリーは100以上。陶器製作も行っている。料理ブログ『ヌーベル・オヤジ・キュイジーヌ』も要チェック!

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