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レシビブログインタビュー:recipe & life「おいしい暮らし」前・後編  毎月二回更新
第50回目 新・倹約ママの子育て かぴこさん 後編
新・倹約ママの子育て かぴこさん  へ

2012.03.16up text rumiko igaki photo Kapiko



〔インタビュアー(以下イ)〕  後編もよろしくお願いします。節約について、もう少しお伺いしたいのですが…ブログで読んだところ土曜日だけお買い物されているようですね。


〔かぴこさん(以下か)〕  出掛けるとか学校のイベントがあれば日曜日にもなりますが、基本は土曜日だけ買い物に行っています。私が車を運転しないので、主人が休みの週末に行くのが都合が良くて。生野菜とか足りないものがあれば、平日に買い足すこともあります。


〔イ〕  やはり、まとめて買い物をする方が節約には効果的でしょうか?


〔か〕  これは絶対そう思います! 買い物に行くと、つい無駄なものを見てしまいますから。 メモ持参のまとめ買いは、荷物が多くなるから他のものは買わないのですが、関係ない日にブラっと行くと、無駄にウロウロしてしまって。予定外のものも買ってしまいます。


〔イ〕  そうですね。当てもなく行くと余計なものを買って必要なものを忘れていたりします。では、これから節約しようと思う、節約初心者の方にお勧めの節約術はございますか?


〔か〕  無駄遣いが多くなってきたら、1ヶ月でも家計簿を付けることをお勧めします。 買ったものを毎日細かく書かなくてもOKです。だいたいでも、何にどれぐらい使ったか書いてみれば、無駄なものが見えてくるはずです。


〔イ〕  封筒にお金を入れる節約法もブログにご紹介していましたよね。


〔か〕  旅行貯金、子ども(娘や息子)、保育料、習い事等、車維持費、娯楽費、家具・家電貯金などの封筒を準備しています。
毎月給料日に生活費として決まった金額を準備して、その中から食費、雑費、主人のお小遣いをそれぞれの財布に、残りを保育料や子ども、車、旅行貯金の封筒に振り分けます。 子ども手当てはそのまま習い事の封筒に、娯楽費や家具・家電は時々お金が余った月に。


〔イ〕  結構細かく分けているんですね。


〔か〕  分けておくとうっかり使ってしまうことが減るのですよ。 食費も同じですが、1ヶ月幾らよりは週単位のほうが管理しやすいです。 全部まとめて財布に入れると、気持ちに余裕ができて使ってしまうと思います。



〔イ〕  そうですね。お財布にまとまったお金を入れておくと、いつの間にか減っていることが多々あります(笑)。ではちょっと話を変えて…節約やブログ以外で趣味などはございますか?


〔か〕  とにかくパソコンが大好きなので、仕事を離れてもホームページや子供の写真を編集したり、プログラミングを忘れないようにツールを作ったりもしていました。 なるべく他のものにも目を向けるように、自分が楽しいと感じることには飛びつくことにしています。なので、常に楽しんでいることは変わるのですが、最近は、好きなモノでも紹介しているミシンです。そして音楽。今年は1人でコンサートにも出掛ける予定です。子どもがサッカーやピアノを習っているので、試合や発表会など家族で楽しみなイベントもあります。1年が飛ぶように過ぎるほど、何かに没頭していたいです。


〔イ〕  ブログの細やかさからもプログラミングがお好きなのはわかる気がします! コツコツと目標に向かってまい進していく、そんなかぴこさんが想像できます。


〔か〕  小さい頃から自分のしたいことはトコトン貫く性格でしたね。 小さい頃はピアノを習いたいけど習わせてもらえず、独学でどんどん練習しました。 高校生になってバイト代からピアノの月謝を出して、小さい頃から習っていた子と同じレベルまで教えてくださいって、週3位で通っていたのを覚えています。 自宅にピアノは無かったので、「音大を受験したいんです!」と嘘を言って学校の音楽室を借りていたり(笑)。
就職してからはとにかく家を出たくて、給料をほぼ全部貯金してすぐに1人暮らしを始めました。平日は仕事、休日はチアガール(バイトみたいなもの)をして、休みが無いからお金を使う暇も無い作戦で100万円貯めました。チアガールは日当もいいし、食事も支給されたのですよ。


〔イ〕  すごい! 「1年が飛ぶように過ぎるほど、何かに没頭していたい」ってさっきおっしゃっていましたが、小さい頃からそのように色んな目標をクリアされていたのですね。 ピアノからプログラミングまで色んな事を楽しんでいらっしゃるんですね。


ちなみに、そんなかぴこさんの家で逆に節約していない費用をお聞きしたところ…

「時々外食します。家族の忘年会や誕生日も少し豪華に食べに行きます。普段節約して暮らしているし、特に他の趣味もないので、家族でこういう楽しみも良いかと。忘年会代は旅行貯金の封筒から。1年間旅行をしなかった年に、旅行したつもりでカニを食べに行くことに決めています。旅行の数倍は安いですよね。」

とのこと。何事もメリハリが大切なんですね。 そんなかぴこさん。今後の夢は…とても素敵なこたえが返ってきました。


〔か〕  平凡ですが、子どもたちの成長が楽しみです。でもそれは、いつか自分の手から離れてしまうということなので、今のうちに楽しみを沢山見つけておきたいです。老後のために。


大阪出身のかぴこさんの家で人気の節約レシピは、「お好み焼き」だそうです。
「生まれも育ちも大阪なので、子供の頃から頻繁に食べています。」と、その土地ならではの慣れ親しんだ料理を上げて頂きました。確かに、具材をあり物でアレンジ出来るので節約できます。
次回は4月6日更新予定。「Eternal happiness」のいたるんるんさんの登場です。どうぞお楽しみに!



かぴこさんのおススメレシピ  「生クリームのパスタ」
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