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レシビブログインタビュー:recipe & life「おいしい暮らし」前・後編  毎月二回更新
第49回目 ハングリーモンスターズキッチン Kayさん 後編
ハングリーモンスターズキッチン Kayさん  へ

2012.02.17up text rumiko igaki photo Kay



〔インタビュアー(以下イ)〕  後編もよろしくお願いします。ニュージーランドには、どの位住んでいらっしゃるんですか?


〔Kayさん(以下K)〕  7年前に移住し、4年前に永住権を取得しました。


〔イ〕  日本と食生活の違いはありますか?


〔K〕  ニュージーランドは、ほとんどがオーブン料理です。日本のようなお惣菜が充実していないので、働くお母さんは冷凍食品をオーブンに入れて出来上がり。そのような冷凍食品が売られています。


〔イ〕  そういえば以前、カリフォルニア在住の「カリフォルニアばあさん」ことレイ久子さんからも、アメリカには、働く忙しいママのために、簡単に調理できる冷凍食品が多いってお聞きました。 ニュージーランドの名物料理はどんなものでしょうか?


〔K〕  イギリス移民が多い国なので、やっぱりフィッシュ&チップスですかね。あとお料理じゃないですが、ワインが美味しいです。


〔イ〕 イギリス系だから、フィッシュ&チップスなんですね。先ほどのオーブン料理も、欧米らしい感じですね。ニュージーランドは、住みやすいイメージがありますが生活してみてどうでしょうか?


〔K〕  ワーキングホリデーでニュージーランドに来た人はそのまま居ついちゃうぐらい、素敵な国だと思います。美しい国です。子供と犬にはとってもいい環境です。物価は比較的高いですよ。日本に比べるとお肉が安いですけどね。でも外食は高いです。それに美味しくないし(笑)。


〔イ〕  自然が多くて美しい国なんて、素晴らしいですよね。ニュージーランドの人と日本人で、性格に違いはありますか?


〔K〕  ニュージーランドは、いい人が多いですね。おせっかいなぐらい、面倒見のいい人が多いです。あとね、笑顔の素敵な人が多いです。ニュージーランド人は嫌な事は、嫌って言うので、日本に帰ってきて、空気が読めなくなっている事に気づきました。あははは〜(笑)。 後ね、気が長くなりますよ。みんながいい加減だから、サービスに期待しなくなっちゃう。


〔イ〕  気が長くなったのはきっと、「郷に入れば郷に従え」で、だんだんとその環境に慣れていったんでしょうね。日本はサービスが過剰ですしね…。 前編でもちょっとお話がございましたけれど、昨年1年間は大学に通っていらっしゃいましたよね?



〔K〕  はい。コンピューターサイエンスの学科に。


〔イ〕  どんなことを学ばれたのでしょうか?


〔K〕  ウェブデザイナーとして5年間働いていたので、知っている内容ばかりだと思って、選考したんですよ(笑)。まずは英語力がね…内容はコンピューター全般のことやら、コンピューター言語とかを習いました。知っている内容ばかりだったので、英語の授業にも問題なくついていけました。逆に、心理学の論文や、古代ローマ史の論文の宿題がヘロヘロでしたね。読まなきゃいけない文献の多さに絶望感を味わっていましたよ(笑)。


〔イ〕  コンピューターで心理学やローマ史の文献も読むんですね。お子さんが居て、海外で生活しながら大学に学びに行って、Kayさんはすごいですね。 ちなみに、子供の頃からいろいろとチャレンジするタイプでしたか?


〔K〕  小学生の頃は男の子と毎日外を駆け回って、傷だらけになって帰ってきていました。怪我の耐えない子供でした。 中学の頃は母と一緒に毎日のようにお菓子やロールパンを焼いていました。 アップルパイがなかなかうまく作れなくって、りんごのシナモン煮が美味しく出来たときはパイ生地が失敗だったり、その逆だったりして。母より美味しく焼いてやる! ってライバル意識を燃やしていました。


〔イ〕  もう中学校の頃からお菓子を作っていたんですね。


〔K〕  食い意地が張っているので、食べることへの欲求が強かったようです(笑)。今も、妥協したくないですね。たとえば、美味しくないと分かっているお店へ行くよりは、遠くても美味しいお店に行きたいとかね。20代(バブルの頃)はタイ料理や魚のさばき方を友人たちに教えたりしていました。


若い頃は華道を習ったり、旅行に行ったり、読書に熱中したり、ビーズアクセサリーにはまったり、食べ歩きを楽しんだり。いろんなことに興味があってチャレンジしていたKayさん。今、一番興味があることは…

「今は、お料理に頭の中を占拠されていますからね(笑)。それだけで精一杯です。」

そんなKayさんの今後の夢は…。


〔K〕  去年はね、「マスターシェフニュージーランド」っていう素人さんが料理の腕を競い合う番組に出演してマスターシェフになってやる! なんてホラふいていました! あはははは〜。実際、マスターシェフになった方はプロ以上の腕前なんですよ。だから、夢は砕け散っていますけどね。今の夢はニュージーランドに自分のお店(レストランとかカフェ)をオープンさせることです。やはり、食にかかわる仕事がしたいです。沢山の方に笑顔を届けたいです。


一時帰国中の日本では、姫路城や神戸中華街へ観光したり、韓流ドラマにはまったり、レシピブログのモニター商品のレシピ作りにいそしんだり、大充実のKayさん。これからも元気を貰えるにぎやかな日常とレシピ、楽しみにしています♪
次回は3月2日更新予定。「新・倹約ママの節約料理」のかぴこさんの登場です。どうぞお楽しみに!



Kayさんのおススメレシピ  「鶏胸チリスパイスのパン粉焼き」
ayさんのおススメレシピ  「鶏胸チリスパイスのパン粉焼き」
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