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レシビブログインタビュー:recipe & life「おいしい暮らし」前・後編  毎月二回更新
第48回目 Mikageマダムの夕食レシピ2007〜 Mikageマダムさん 後編
Mikageマダムの夕食レシピ2007〜 Mikageマダムさん  へ

2012.01.20up text rumiko igaki photo mikagemadam



〔インタビュアー(以下イ)〕  普段、どのような生活をされているか興味深いMikageマダムさんですが…。1日のスケジュールを教えてください。


〔Mikageマダムさん(以下M)〕  6時に起きてお弁当、朝食を作り7時に主人を送り出します。 それから本日のブログ記事を書いてアップします。
その後は、メールのチェックと返信。 午前中に家事を済ませ、午後は買い出しや読書の時間です。毎日5時頃から夕飯作りをはじめます。7時半〜8時頃は夕食、お酒を飲みながらゆったりとした食事の時間を過ごします。
それから後片付け、ネット、入浴などしまして毎日12時迄に就寝を心掛けています。


〔イ〕  ありがとうございます。ブログ以外で趣味などはございますか?


〔M〕  お料理が好きなので、30年来同じ先生に和食を教えて頂いていまして、それが趣味でしょうか…。英語も同じ先生に20年程付いていますが中々上達致しません。 日常を離れて素敵なホテルにお泊まりするのも、好きですね。


〔イ〕  Mikageマダムさんの旅先で出会った忘れられない美味しいものはございますか?


〔M〕  一番印象的なのは、バンコクと香港で食べた北京ダックです。 黒服の方が白い手袋をして北京ダックを切り分け、 皮だけになる様に手の中で身を全て削いで供してくれました。 温かいピン(北京ダックを包む餅皮)に味噌ときゅうりと長ネギを一緒に巻いて頂きます。 家族で1匹注文したら十分堪能できます。
台湾の唐墨も美味しいです、空港では無く市場まで出かけて買ってきますが 日本では考えられないほどのお値段です。 身近な所では10年程前に讃岐うどん巡りをした時、 四国の高松で食べた「一鶴」の骨付き鳥は美味しかったですね〜。 今は大阪や横浜に支店が出来ていますよ。


〔イ〕  ご主人とも食べ歩きを良くされていますよね。 とても仲が良さそうですがご主人は、どんな方でいらっしゃいますか?


〔M〕  私が17歳で彼が20歳の時に出会って一緒に成長して来た様な同士、親友のような存在です。たまに意見のぶつかり合いをしてお互い我を張り合う事がありますが基本的には仲良しです。


〔イ〕  学生の頃からのお知り合いなんですね。レストランやご友人のお宅で食事を楽しんだり仲むつまじく、年を重ねてもご夫婦でいいな…と、私も好きなブログです。ご主人は、勝手なイメージですが穏やかそうだなーって思って読んでいます(笑)。


〔M〕  彼は人の悪口や陰口を言わない心の清らかな、良い人です。仕事場では穏やかで優しい人ですが家庭では毎日がそうとも言えないです、共通点は私と同じくらい食べる事に貪欲です。


〔イ〕  食が共通の趣味というのも円満の秘訣なんでしょうね。少し話しが戻りますが、和食を30年習っていらしたら、もう習わずともプロ並みの腕前かと思うのですが…。



〔M〕  30年以上続けている和食のお稽古ですが毎回、目から鱗というのか、 なるほど!と感動があります。 私が習っているのは季節感を大切にした純然たる和食で創作料理ではありません。 そのお料理に適した材料の切り方から厳しく教わります。夏は鱧(はも)の骨切りもやります。


〔イ〕  料理も一生、勉強なんですね。鱧の骨切りは、ご家庭で出来たら凄いですよね。和食が美味しく作れるコツなどはございますか?


〔M〕  美味しい和食はお出汁が勿論基本です。 自宅用の昆布や鰹節も先生がまとめてお取り寄せして下さいます。昆布は北海道産真昆布、鰹は血合い抜きの高級品で、お出汁にはいい材料を使っています。


〔イ〕  ちなみに、気になったのが前編で出てきたイラン料理を習っていたとのことで…おススメレシピでもご紹介いただいていますが、どんなお料理を習っていらしたんでしょう?


〔M〕  お国柄、生野菜…特に葉物野菜が少ないので豆とじゃがいも玉葱、人参等根菜を使うお料理が多いです。
主食はご飯ですが、炊いたご飯にじゃがいもを入れたり豆を入れたりしてもう一度鍋で焼いてお焦げを作ります。 イランではお焦げはご馳走なんです。日本の炊飯器もイラン用に輸出する物はお焦げが出来るように製造されていると聞いたことがあります。
ヨーグルトも良く使いますね。面白いのは焼き茄子を作ってサラダを作ったり。全般的に日本人にも抵抗の無いお料理です。
宗教の関係で鶏肉と牛肉を使ったお料理で豚肉は使いませんでした。 スパイシーで辛いなんてことはありませんし、いくつかはブログでレシピもUPしていますよ。 着の身着のまま、日本に亡命していらっしゃったイランのハイクラスな御家庭の奥様から教えて頂いていました。


「今では、何が何でも料理のお稽古が最優先なのですよ。」 と語るMikageマダムさん。
学生時代から料理を習い始めたそうですが、学生の頃のノートを読み返すと空白が多く、料理より遊び優先だったことが伺えるそうです。 今は、心をこめて手間ひま掛けて作るMikageマダムさんの家庭料理が、家族の絆を深めることを知っているからこそ、ブログでその味や思いを伝えているんですね。 そんなMikageマダムさんの今後の夢は…。


〔M〕  出来れば今後数年で主人は仕事を徐々に減らしていき、二人で旅行をしながら未だ遭遇したことが無い美味しいお料理を頂いてみたいですね。 55歳からパソコンを始めたので65歳からは何か新しい物にチャレンジできればと考えています。


Mikageマダムさんの生活の中にある料理やブログというスパイスは、いつも生き生きと、毎日を過ごせる原動力のような気がしました。これからも新しい味や料理をブログから発信してください♪
次回インタビューは2月3日(金)「ハングリーモンスターズキッチン」のKayさんが出演予定です。どうぞお楽しみに!



Mikageマダムさんのおススメレシピ  「チキン ディワン」
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