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レシビブログインタビュー:recipe & life「おいしい暮らし」前・後編  毎月二回更新
第42回目 mama*kitchen Mayu*さん 後編
mama*kitchen Mayu*さん  へ

2011.07.15up text rumiko igaki photo Mayu*



〔インタビュアー(以下イ)〕  引き続き、どうぞよろしくお願いします。料理教室や家事、忙しい毎日だと思いますが、普段はどんな1日を過ごしていますか?


〔Mayu*さん(以下M)〕  朝は、7時くらいに家族揃って朝ごはんを食べます。子どもたちの身支度を主人が、私は朝食の後片付けと自分の身支度をします。 9時前に子どもたちを保育園に送り、帰ってきた頃に主人が出勤。
それから洗濯物を干して、掃除機をかけてからメールのチェックです。10時半頃、私も主人の工房へ。 夕方16時頃に帰宅して、子どもたちを迎えてのんびりTime。 17時に夕食を作り、いつも18時には子どもたちと一緒に、夕食。 19時くらいに子どもたちとお風呂に入ります。 20時に子どもたち就寝し、主人が帰宅します。
21時以降、子どもたちが寝た後は自分の時間です。明日用のブログを下書きしたり、仕事用のレシピをまとめたり、メールをチェックし返信したり、次の日が教室の日だと準備したり。寝るのはいつも0時〜1時くらいです。
子どもたちと20時〜朝までしっかり寝てしまう事も度々あるので、結構寝ている方だと思います(笑)。教室のある日は朝食だけ一緒に済ませたら、主人に子どもたちを任せて、私が先に出勤する感じですね。


〔イ〕 旦那様とうまく協力して子育て、お仕事とバランスを取っていらっしゃるんですね。ブログ以外で楽しみや趣味はございますか?


〔M〕 料理をすることも好きなのですが、食べることも大好きです。時間を見つけて、友達や主人と気になるお店にランチに行っています。料理は盛り付けや食材にも流行があるので、常に肌で感じることも大事だと思っています。京都は、大手のチェーン店もありますがこじんまりした個人店も多いので、刺激を受けるお店はほんと多いです。と言っても、なかなか外で食事ばかりも出来ませんが、感性を磨けるように! リフレッシュしてまた頑張れるように! 勉強させてもらってます。^^


〔イ〕 確かに京都は食の感度が高く、日本の伝統と今を融合させた素敵な美味しいお店が多いですよね。小さい頃から料理が好きだったのでしょうか?


〔M〕 小学校の3年生くらいの時、近所の友達を集めてお味噌汁パーティーをしていましたよ! しかも毎日のように。


〔イ〕 小学生でお味噌汁とはまた、渋いですね(笑)!


〔M〕 出汁とか味噌が好きでした(笑)。それからTVの料理番組とか絵画や工作の番組で、シンプルな素材がどんどん形を変えて完成していくのを観るのがすごく好きでした。どの先生も簡単そうに、実演されるのですけど、それを「カッコイイ〜♪」と物心ついた頃から思っていました。 とにかく自分が良いと思った道に突っ走るような性格で、昔からの友達はそれを見守ってくれるようなタイプの子が多いです。みんなサバサバした面白い人ばかりですよ。^^ 学生時代は、大事な友達と笑い転げていた日々を思い出します。昔から、ほんと良く笑ってますね。



〔イ〕 ひとつ、気になるのがMayu*さんは、保育士からバーテンダーと、違うジャンルへの転職をなされていますが、ぜひそのきっかけを教えていただけますか?


〔M〕 当時、大きな水槽のある小さなBARと出会い、ここで働きたい! カウンター商売したい! と思うようになりました。これだ! と思ったら、一直線なので(笑)。保育士になる前も、イタリアンレストランで働いたり、カフェのキッチンでパフェを盛ったりしてたので…やっぱり飲食業が好きだったんでしょうね。といっても当時、この辺りのショットバーには女の子バーテンダーは珍しく、そのお店にも男性しかいなかったんです。 なかなか店長さんに言い出せずに土曜、日曜とやたら通うようになるんですけど(笑)。
ようやく思いが届いて、働かせてもらうようになりました。あの時の店長さんは、今は「DD」っていうBARのオーナーさんで、面白くて話がうまくて憧れです。今でも、お父さんのように慕っています。そのお店で働く前に、ずっと相談に乗ってくれていたのが別のお店の店長をしていた人で、その方も元々違う職業だったので、私の転職の相談を親身になって聞いてくれました。それが、今の主人です。


〔イ〕 そうだったんですね。まさにBARで働くのはひと目惚れのような出会いだったんですね。旦那様とのエピソードも素敵です♪


Mayu*さんが、生活の中で大切にしていることが「家族の記念日」。
「ひなまつりや端午の節句などイベントや、家族の誕生日は大切にしています。子どもの誕生日には毎年、出来るだけ手作りの料理と主人の作るケーキを並べ、その時に一番好きなキャラクターの誕生日カードを作り、送ります。記念日は、特に楽しく過ごせるように心がけています。」その心は…
「心の隅っこに思い出として置いてて、大人になってふと…家族って良いものだな、って少しでも感じてもらえると嬉しいです。」
子どもの頃の楽しい思い出、大人になってからも鮮やかに記憶していますよね。きっと、その思い、お子さんたちにも届くと思います。そんなMayu*さんがもうひとつ、大切にしているのが…
「“いつも一生懸命!”というモットーで生きてます(笑)。なんか大げさですけど。 子どもたちも、これから壁にぶつかる時も出てくると思いますが、やる前から諦めず、失敗しても後悔のないようにしてほしい。子どもにそう願うからには、もちろん私も! 何に対しても必死です。そういう気持ちが、これから子どもたちが生きていく上で、自分に負けない強い力になればいいなと思っています。


〔イ〕 では、最後に今後の夢をお聞かせください。


〔M〕 パティシエの主人と一緒に、小さな教室兼お店がしたいですね。主人のケーキと、私のパンが少し並んでいるような…。そしてケーキやパン、お料理も学べる教室で…帰りに、家族にケーキが買って帰れるような。^^ お休みの昼下がりに、フレッシュなフルーツがたっぷりのケーキを食べながらシャンパンを飲む人、その横ではちょっと遅めのランチにベーグルサンドとビールを飲んでる人、一緒に来てる子はお酒は苦手なのでコーヒーにシブースト。それぞれが自分らしく楽しめるような、人が集う楽しい空間が作れると幸せですね。


子育ても仕事も今を一生懸命、悔いの無い様に過ごすMayu*さん。いろんな人が集まる、癒しのカフェ兼料理教室の実現、楽しみにしています♪ 次回は8月5日(金)更新予定。「まかないカレー」のナイル善己さんの登場です。どうぞお楽しみに!



Mayu*さんのおススメレシピ「ふんわりジューシー♪ 鶏むね肉のピカタ」
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