【グリル野菜の作り方】
〔準備〕
じゃがいもは皮と目を取り、5mm~1cm厚さにスライスして、水にさらし、水分を取っておきます。
かぼちゃも、5mm~1cmぐらいの厚さに切ります。
スナップエンドウは、生のまま焼いても、一度塩湯に入れても良いですが、筋は取っておきます。
トマトは、皮があると破裂しやすいですが、サッと焼く分には大丈夫です。気になる方は皮を取ってください。
にんじんは、数本のスティック状に切ります。
クレソンは洗って水気を切っておきます。
※魚焼きグリル、焼き網、グリルプレート、何を使っても良いですが、油を塗る等、くっつきにくいようにしておきます。
※私はコンロに乗せて使う魚焼きの道具を使いました。それだと10分ぐらいで、じゃがいもやかぼちゃがホクホクになりました。
ボウルにオリーブオイルと塩・コショウ少々を入れてよく混ぜます。この時、塩加減やコショウの量を味見してください。
野菜を焼き始める直前に、オリーブオイルの液に入れ、混ぜ合わせて油をつけてから焼き始めます。両面が焼けてホクホクになればOKです。
※にんじんはポリッと食べられるように、表面だけを焼きます。
※プチトマトは、皮がはじけない程度に表面を焼きます。
焼けた野菜を皿に盛り付け、クレソンを散らします。
【牛薄切り肉のステーキとソース】
〔ステーキを作る〕
薄切り肉を丁寧にほぐしてバラバラにします。肉を半分量ずつ分けて、そのうちの一人分を使います。
なるべく大きいのを2枚取り、そのうちの1枚を、バットやまな板の上に広げて置きます。もう1枚は最後に残します。
最初に置いた肉の上に、残りの肉を乗せて重ねていきます。この時、脂の部分は1箇所に集めた方が、ステーキらしくなります。なるべく全体が平らに、均一の厚さになるように重ねていきます。
肉を全部重ね終わったら、取りおいていた大き目の薄切り肉を最後に乗せます。
両手で、ステーキっぽい形になるように形を整えます。この時、はみ出している肉や不揃いな部分があったら、手で押してくっつけたり、折り込んだりして隠します。
もう一人分も同じようにしてステーキを作ります。
できあがったステーキに軽く塩とコショウをふりかけ、小麦粉を茶漉し等で薄くふりかけます。ステーキの上面全体に粉がついたらひっくり返し、同じく塩・コショウをしてから小麦粉をふりかけます。
〔ステーキを焼く〕
フライパンを出し、油(分量外)を薄く敷いておきます。(火はつけません)
ステーキの小麦粉が薄付きになるように落としてからフライパンにステーキを並べます。
肉にかかるように油を上からまわしかけて火をつけます。火力は、けっこう弱い中火です(弱火では無い)5分ぐらい焼いていると、肉の側面から火の通り具合が見えます。火が通って色が変わった部分が、ステーキ厚さの半分より上にくるまで待ちます。
火の通りがちょうど良くなったら、キッチンペーパーで、余計な油を全てふきとります。この時、肉の汚れ等も一緒に取っておきます。肉から出た脂をソースに使うので。
油が足りなければ足し、フライ返しで一気にひっくり返します。
3分ぐらいで裏面が焼きあがりますが、環境によって違うので、加減してください。
ステーキが焼けたら最後に軽く塩コショウして味を調えてから火を止めて皿に盛りつけます。
〔ソース作り〕
ステーキを焼いていたフライパンにバターを溶かします。バターが溶けたら、ケチャップとソースを混ぜたものを加えサッと煮ます。煮あがったらステーキにかけます。
※牛薄切り肉は、切り落としでも良いので、和牛をおすすめします。焼きすぎても硬くなりにくいし、脂が美味しいので、ステーキ感が増します。
※グリル野菜も同じソースで食べちゃうので、少し多めに作る方が良いかもしれません。