【ブロッコリー】栄養詰まった、野菜のブーケ。
2009年1月16日
こんにちは!Midoriです。
寒いですねー。皆様お変わりなくお過ごしですか?
風邪のとっても流行りやすい時期。
うがい・手洗い・野菜たっぷりの食事♪の3点セットで
寒さ厳しい季節を元気に乗り切りましょう!!!
と、いうことで、今回のテーマは…
ブロッコリー。
お店で見る限り、カタチがかなり違うのですが、キャベツの仲間です。
でも、畑で見ると、キャベツの仲間だなぁ、ってわかります。
↓写真は、去年秋の「ぽたじえ」のブロッコリー。
キャベツのような葉っぱの真ん中に、蕾のかたまりが見えますよね^^
カリフラワーとは、兄弟のような関係です(見た目も色違いみたいですもんね♪)。
■■ブロッコリーの栄養■■
ブロッコリーの食べる部分は、蕾のかたまりと茎。
「これから咲くよ!」というパワーにあふれています!!!
だから私たちは、野菜の「ブーケ」を食べているようなもの…。
↑こちらが、ブロッコリーの花。黄色い菜の花に似たお花が咲きます。
ブロッコリーには、体内の粘膜を保護してくれるβ-カロテンや
ウィルスに対する抵抗力を高めるビタミンCが豊富です。
寒さが厳しく、風邪が流行りやすい今の時期には
ほんとうに頼もしい存在ですね。
また、貧血の予防に欠かせない葉酸も多く含みます。
葉酸は、胎児の発育のためにとても大切な成分。
妊娠・授乳中の女性はもちろん、これから妊娠する可能性のある方は
特にしっかりとりたい栄養素です。女性は要チェックですね。
つい捨ててしまいがちな茎にも栄養がたっぷり。
皮を厚めにむいてから火を通すと、おいしくいただけますよ。
■■おいしいブロッコリーを選ぶワンポイント■■
緑色の粒々(蕾)が引き締まり、密集しているもの。
粒々が黄色っぽくなっているのは、鮮度が落ちている証拠です。
また、蕾が紫がかっているのは、寒さにあたったため。
…むしろ甘みがのっていておいしいですよ。
茎に「す」が入っていない(空洞ができていない)ものの方が、良品です。
■■おいしさUP!のワンポイント■■
ブロッコリーに含まれるビタミンCや葉酸は、水溶性で熱にも弱い成分なので
加熱はなるべく短時間で、というのが大事なポイント!!
そこで、下準備は「蒸し煮」がお勧めです!
・鍋かフライパンに、小房に分けたブロッコリーを並べ、
深さ1cm程度(200cc位)の水と塩ひとつまみを加え
フタをして強火で加熱します(1分ぐらい)。
・パッと緑が鮮やかになったら、竹串などで火の通りを確かめます。
余熱で火が通るので、少ーし早めに、ざるにとります。
・火が通ったら、水にはとらず、ざるに上げて冷まします。
■■じょうずに保存するコツ■■
ブロッコリーは蕾のひとつひとつが呼吸をしているので
とても鮮度が落ちやすい野菜です。
新聞紙やキッチンペーパーに包んでから、ポリ袋に入れ
冷蔵庫に「立てて」保存してくださいね。
…それでは、本日のお勧めレシピです!!
ビタミンたっぷりのブロッコリーをまるごといただく、若草色のスープ。
簡単なので、ぜひお試しください♪
ブロッコリーのポタージュスープ
◇◇材料(作りやすい分量・約4人分)◇◇
ブロッコリー 1個
玉ネギ 中1個
ジャガイモ 中1個
ブイヨン 1個
水 300〜400cc
牛乳 200cc
塩・こしょう 少々
バター お好みで
◇◇作り方◇◇
(1)薄切りにした玉ネギを少量のオイル(分量外)でよく炒める。
薄く切ったジャガイモを加えてさらに炒め、
ブイヨンと水を加えてやわらかくなるまで煮込む(10分〜)。
(2)ブロッコリーは小房に分け、茎は皮をむいて適当な大きさに切り
蒸し煮する。←「おいしさUP!のワンポイント」参照
(3)(1)と(2)をミキサーにかけ、なめらかになったら
鍋に戻して牛乳を加え、塩・こしょうで味をととのえる。
(4)お好みでバターをおとす。
※(2)のブロッコリーを少量残して、浮きみとして添えてもgood。
ブロッコリーの栄養素をたっぷりいただきたいので、一緒に煮込まずに
別に蒸し煮にしてあわせるのがMidori流、です。
このほうが色もきれいに仕上がりますー。
2009年1月16日 11:20 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)