2023年1月 6日
体が芯からあったまるスープカレー『冬野菜のサンバル』
こんにちは!ヤミーです。
今月は、冬野菜を使ったスパイスカレー♪
大根、にんじん、ブロッコリーを具にした冬の野菜の「サンバル」をご紹介します。
「サンバル」は、南インドの料理の代表選手。スパイスと季節の野菜、豆のとろみのあるスープ状のカレーで、毎日のように作る料理です。
味は酸味があって、すっきりスパイシー!
そこに豆のコクと野菜のうまみが加わって、スープたっぷりなのでとても温まります。
南インドの市場では、大半の人が緑色のスティック状のこの野菜「ドラムスティック」を束で買っていってました。
何にするのか聞いたら「サンバル」にすると。毎日作るので、たくさん必要なんだそうです。
確かに南インド旅行中、朝ごはんにサンバルは欠かせませんでした。
本来、サンバルは夏の野菜を使うことが多いですが、冬らしく大根を使って、いつもより濃厚に仕上げています。
しっかり味のサンバルなので、ごはんにぴったり。
豆は、インドでは緑豆の皮をむいたムングダルを使いますが、日本ではなかなか売っていないので、皮をむいたレンズ豆を使用しました。
これならばKALDIで購入することができます。
使用するスパイスはこちら。
(パウダースパイス)
GABANターメリック<パウダー>
GABANコリアンダー<パウダー>
GABANクミン<パウダー>
GABANレッドペパー<パウダー>
(ホールスパイス)
GABANマスタードシード
鷹の爪
このカレーでは、ホールスパイスも使います。
サンバルは、最後にホールスパイスを油で炒めて(テンパリング)、煮込んだカレーに仕上げにジュワッとかけます。
これが北インドのカレーとの違いなんですよね。
最後にこのひと仕上げをすると、ぐっとスパイスの香りが立って、いつものカレーとは一味違うんですよね。
ちょっと怖いかもしれませんが、ぜひぜひお試しください!
『冬野菜のサンバル』
材料:4人分 調理時間:30分
大根 150g
にんじん 1/4本
ブロッコリー 1/2個
玉ねぎ 1/4個
梅干し 1個
レンズ豆(皮なし) 1/2カップ
トマト缶(カットタイプ) 1/2缶(200g)
水 3カップ
サラダ油 大さじ1
GABANターメリック<パウダー> 小さじ1
GABANコリアンダー<パウダー> 小さじ1
GABANクミン<パウダー> 小さじ1
GABANレッドペパー<パウダー> 小さじ1/4
塩 小さじ1
A
サラダ油 大さじ1
GABANマスタードシード 小さじ1
鷹の爪 1本
作り方:
1、豆を煮る
小鍋に水1カップとさっと洗ったレンズ豆、ターメリックを入れて、レンズ豆が煮崩れてくるまで5〜6分ほど煮て、ヘラでつぶしてペースト状にする。
大根とにんじんは皮をむいて1cm厚さのいちょう切りにする。ブロッコリーは小房にわけ、茎は硬いところをのぞいて、食べやすく切る。玉ねぎは 1cm 角ほどのざく切り、梅干しは種を除いてたたいておく。
3、炒める
フライパンにサラダ油をひいて中火にかけ、玉ねぎを加えてしんなりするまで炒め、トマト缶を加え水分がなくなるまで炒める。コリアンダーパウダー、クミンパウダー、レッドペパーパウダーと塩を加えたら、大根、にんじん、ブロッコリーの茎を入れてしっかりと炒め合わせる。
残りの水2カップ、梅干しを加え、煮立ったらブロッコリーも加えて蓋をする。具に火が通るまで煮て、1の豆ペーストを加える。
5、仕上げ(テンパリング)
別のフライパンに A を入れて蓋をし、中火にかけてぱちぱちと跳ねなくなるまで加熱する。熱いうちにすぐに4に加え、味をみて塩(分量外)でととのえる。
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