スペシャルアンバサダー レシピ&コラム ヤミーさん
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2018年11月16日

クローブで本格味!豚肉とザワークラウトの煮込み

こんにちは!ヤミーです。

11月のテーマは「ワインと楽しむ 簡単おつまみレシピ」♪

ということで、今回はフレンチ!
シュークルート風の豚肉とザワークラウトの煮込みです。

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「シュークルート」とは、フランスのアルザス地方の伝統的な料理。

塩漬けにして発酵したキャベツと、豚肉やソーセージ、ベーコンといった豚肉加工品を一緒に蒸し煮にする料理です。

この発酵キャベツは、日本ではドイツの瓶入りのもの「ザワークラウト」をよく見かけます。(輸入食材を多く扱うスーパーとかKALDIにあります)

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発酵しているのでもちろん酸味があって、うまみもあります。
主に肉料理やソーセージの付け合わせにすることが多い食材ですが、アルザスでもドイツでも豚肉と合わせて煮込んだ料理がおいしい!(魚介と煮込む料理もあります)

乳酸の働きで、お肉はしっとり柔らかく仕上がりますし、豚肉の脂っこさが酸味のおかげでさっぱりします。

肉のうまみを吸ったザワークラウトも美味しく、大好きなフランス料理のひとつです。

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作り方はとっても簡単。
豚肉を焼いて、さっと炒めた玉ねぎ、じゃがいも、ザワークラウトと一緒に蒸し煮にするだけ。


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キャベツはもともと切ってありますし、お肉も私はかたまりではなく、トンカツ用に切ってあるものを使うので、短時間でできます。
そして、発酵のうまみと肉のうまみがあるので、ブイヨンなどは入れません!

本来のレシピはブイヨンで蒸し煮にしますが、素材の味とそこにスパイスが加われば、それだけで十分美味しくなります。というか、お手軽料理とは思えない本格味に。



シュークルートにはいくつかスパイスが入りますが、私は使い勝手の良い「ローリエ」と「クローブ」が定番です。ストックがあるときはジュニパーベリーを入れたりもしますが。

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これらが入ってれば、適当に作ってもなんとか美味しくできちゃうマジック。
料理の腕がなかった学生のころ、これを作ってふるまって、すごーい!って言われたり。

簡単なだけでなく、ザワークラウトって大量に入ってて安いので、大量に作って毎日のように食べてた時期があるんですよね。
肉屋でバイトしてたので、お肉も安く手に入ったというのもあり。

今思えば、なかなかしゃれた料理を作ってたものだなと(笑)



食べるときは、マスタードをたっぷりつけてどうぞ♪

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ワインはちょっと甘みのあるものがおすすめ。
アルザスのリースリングとか。

優しい味なので、もちろんボージョレ・ヌーヴォーにもあいますよ!

ワインと一緒に秋の夜長にお楽しみください^^


 

豚肉とザワークラウトの煮込み

材料:2人分 調理時間:25分
豚肉(トンカツ用ロース)2切れ(約300g)
塩 小さじ1/2
ザワークラウト 水気を軽く絞って200g
玉ねぎ 1/2個
じゃがいも 2個
サラダ油 小さじ1
バター 20g
A GABANクローブ<ホール> 4本
A GABANローリエ<ホール> 1枚
A 白ワイン 1/4カップ
水 2カップ
つぶ入りマスタード 適量

作り方:

1.材料の準備
豚肉に塩をもみこむ。玉ねぎは薄切り、じゃがいもは皮をむいてひと口大に切る。


2.焼く
深めのフライパンか厚手の鍋にサラダ油をひき、豚肉を入れて両面焼き色がつくまで焼いたら、いったん取り出す。バターを加え、玉ねぎ、じゃがいも、ザワークラウトをさっと炒める。


3.煮る
豚肉を戻し入れ、Aを加えたら水を注ぐ。沸騰したら蓋をし、弱火で10分ほど煮込む。お皿にもりつけ、つぶ入りマスタードを添える。
※ローリエは葉を折って加えると香りがよく出ます。


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