2018年8月16日
花椒が香る♪夏の中華!鶏肉ときゅうりのピーナッツ炒め
こんにちは!ヤミーです。
毎日毎日暑いですね〜。言わなくてもわかってるのに、ついつい言ってしまいますよね。
早くこの暑さは和らいでほしいものの、夏だからこそ美味しい料理ももちろんあります。
夏野菜の代表といえば、きゅうり。
きゅうりというと、サラダとか漬物とか、生で食べるのが一般的ですが、中国では炒め物やスープにも使います。
火を通すことにちょっと抵抗があるかもしれませんが、これがなかなか、というか、とっても美味しくて!
日本ではめったにメインのおかずにならないきゅうりを使って、ごはんが進むおかずをご紹介します!
この料理のルーツは四川。
きゅうりと鶏肉を、たっぷりの唐辛子と花椒とともに炒める、しびれる辛さの料理「宮爆鶏丁」という四川料理があります。
本来は唐辛子もたっぷり入れて、ウマい!辛い!と言いながら食べるのですが、このレシピでは家族で食べられるように辛さはマイルドに。
唐辛子は香り付け程度に、「花椒」をメインに利かせています。
甘じょっぱい味付けに爽やかな花椒の香りをきかせて、食欲をそそる味に仕上げました。
この「花椒」を使うのが四川らしさのポイント。
「花椒」は、唐辛子の辛さとは違う、舌にしびれるような辛さと、爽やかで華やかな香りがします。
日本の山椒もそうですね。
これは、四川料理には欠かせないスパイスのひとつで、多用するのが特徴です。
つまり、花椒を加えると、一気に四川らしい味だな〜と感じます。
生ではシャキシャキしているきゅうりですが、炒めるとコリコリとした、一味違った食感になります。
これに、ピリ辛の甘じょっぱいタレがとろっとからんで、とっても美味!
鶏肉は、片栗粉をまぶしてるのでプリっとしっとりと、ピーナッツはカリッと。
この違う食感のものが集まっている感じも、この料理の美味しさと面白さです。
美味しく作るポイントは、炒め方。順番が大事なのです。
まずは鶏肉を炒めて端に寄せ、空いたところにネギ、しょうが、にんにくを入れて香りがたつまで炒めます。
そのあとにきゅうりを加えて、きゅうりも空いたところでさっと炒めてから、全体を炒め合わせます。
端に寄せる理由は、その方が調理しやすく、均一に炒められるから。
調味液を加えてとろみがついたところで、ピーナッツと花椒を。
花椒は鍋肌につかないように入れてください。パウダースパイスは焦げやすいですし、アッツアツのところにいれると、香りが飛びやすいのです。
ということで、みなさんで取り分けてどうぞ♪
ごはんと一緒に、ビールのオトモに、夏の爽やかでピリ辛の炒め物を堪能してくださいね。
鶏肉ときゅうりのピーナッツ炒め
材料:4人分 調理時間:20分
ピーナッツ 大さじ2
鶏むね肉 1枚
しょう油 小さじ1
片栗粉 小さじ1
きゅうり 2本
長ネギ 1/2本
にんにく 1かけ
しょうが 1かけ
サラダ油 大さじ2
赤唐辛子 1本
Aしょう油 大さじ1
A酢 大さじ1
A砂糖 小さじ1
GABAN花椒<パウダー> 小さじ1/2
作り方:
1.ピーナッツはフライパンに入れて中火にかけ、からいりしておく。鶏むね肉は皮を取り除いて2cm角ほどに切り、しょうゆと片栗粉をもみ込む。きゅうりは乱切り、長ネギは1㎝に切る。にんにく、しょうがはみじん切りにする。
2.フライパンにサラダ油と赤唐辛子を入れて中火にかけ、香りがたってきたら、鶏肉を加えて表面が白くかわるまで炒める。長ネギ、にんにく、しょうがを加えて炒め、香りがたってきたらきゅうりも加えて2〜3分炒める。
3.Aを加えてとろみがつくまで煮詰め、火を弱めて花椒とピーナッツを加えて炒め合わせる。
※炒めるとき、すべて一気に入れるのではなく、順番を守って入れるのが美味しく仕上げるポイントです。
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