2015年2月 2日
ピリリと胡椒がきいたイタリア料理♪牛肉の赤ワイン煮込み
トスカーナの煮込み料理ペポーゾ風の胡椒がピリッときいた牛肉の赤ワイン煮込みです。
ペポーゾは本来は固まり肉でつくりますが、柔らかく煮えるまで時間がかかるので手軽に切り落とし肉で。
牛切り落とし肉、玉ねぎ、にんにく、赤ワイン、それに塩・胡椒という、シンプルな材料なのにそれぞれの素材の持ち味が合わさってすっごくリッチな味に仕上がります。
胡椒はホールを粗く 砕いたものを使用します。
ペッパーミルがなくても、木べらで押しつぶせばOKなので大丈夫。
というか、粗い方が良いのでミルではなく、あえて押しつぶして使ってください。
イタリア料理は辛いものって珍しいんです。
赤唐辛子を使っても、風味づけ程度のことが多いです。
でもこれは粗くくだいた胡椒がしっかり!
胡椒の辛さは赤唐辛子と違って爽やかでちょっとしびれるような感じ。
ペッパーステーキというものがあるように、この胡椒の風味って牛肉によく合いますよね。
私は牛肉を使った料理は元々胡椒多め。
調理中に加えるだけでなく、香りを楽しみたいので料理の仕上げにもかけたり^^
ひき立ての香りは、ほんと魅惑的ですから!
中世ヨーロッパでは、胡椒はもっとも価値のあるスパイスだったそうです。
なんせ金と胡椒が同重量で交換されていたことがあったくらい。
それは、食品保存の為というのもあったと思いますが、風味の良さも格別だったからではないかと思います。
ヨーロッパのハーブにはないエスニックで刺激的な香りのトリコになってしまう気持ち、胡椒を砕いているとちょっとわかってくるかも?
そんな魅惑の香りをたっぷり使った煮込み料理、寒い時季のごちそうにどうぞ♪
バレンタインディナーにもおすすめ!
牛肉の赤ワインと黒こしょう煮込み
材料:2人分 調理時間:25分
牛切り落とし肉 150g
玉ねぎ 1/2個
にんにく 2かけ
GABANブラックペパー<ホール> 小さじ1
赤ワイン 1カップ
GABANローリエ<ホール> 1枚
オリーブオイル 大さじ1
塩 小さじ1/4
トマトケチャップ 大さじ1
作り方:
1、牛肉はほぐして大きいところは一口大に切る。玉ねぎはくし切り、にんにくはつぶす。
ブラックペパーは木べらで粗く押しつぶす。
2、鍋にオリーブオイルを入れて中火で熱し、肉を入れて表面の色が変わるまで炒めたら、玉ねぎとにんにく、葉を折ったローリエも加えてしんなりするまで炒める。
3、2にワインとブラックペパー、塩を加え、水分がひたひたにならないようなら水をたし、3分ほど沸騰させてから蓋をして10分煮込む。柔らかくなったらトマトケチャップを加える。
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