2011年11月 1日
フライパンで本格フレンチ♪鶏肉の赤ワイン煮〜クローブとオレンジ風味〜
存在は知っているものの、ちょっと使い方が分からないな〜と思っている方が多いのでは?
これが実はお肉にも野菜にもフルーツにも、そしてお菓子作りにもすっとなじむ、万能スパイスでもあります。
ただ、とっても香りが強いので、煮込み料理に1本、お菓子作りの時はパウダーをほんの少し加えるだけでOK。
‘他の素材の風味を引き立てる程度’と思って使うくらいが丁度良い量です。
そのように使うと、素材の組み合わせによって様々な表情を見せてくれるんですよね〜。
今回は、その万能感を堪能するために、お肉も野菜もフルーツも使った煮込みにしました。
クローブのかおりで全体がきゅっとまとまって、あ〜こういうことか!と思うお料理です。
オレンジの甘酸っぱさがクローブの香りで引き締まって、全体をまとめている感じ。
それはどの素材ともなじみやすいクローブだからこそなんですよね〜。
ちなみに、ヨーロッパの煮込み料理には、他のハーブと一緒にクローブが入っている率が高いです。
ポトフなどのお肉メインのお料理にはもちろん、トマト系やワイン煮にも1本。
ウスターソースの香りの決め手になっているのもこのクローブなので、ウスターソースを入れても美味しそうだな、と思う料理には大概クローブがとっても良く合います。
私はシチューやカレー、ソテーのソースを作っていて、ちょっとまとまらない?と思ったときにウスターソースをちょこっと入れることがあるのですが、これが必ずぐっと美味しくなるのです。
これはまさにクローブの香りを後付けしているようなもの。
その風味でぐっと味がまとまるということなんですよね。
どんな素材ともなじむクローブは、使い始めるとその便利さにちょっとハマルかも?
使いきれないのが不安な方は、紅茶やホットワインに1本どうぞ!
体がぽかぽか温まるホットドリンクがあっという間に出来ておすすめですよ。
これからの時季、出番が増えるスパイスですので、どーぞお試しあれ♪
鶏肉の赤ワイン煮〜クローブとオレンジ風味〜
調理時間:25分
材料:2人分
塩 小さじ1/4
玉ねぎ 1/2個
ニンジン 1/4本
じゃがいも 1個
オレンジ 1個
バター(有塩)10g
にんにく(うす皮つき) 2かけ
赤ワイン 1/2カップ
水 1カップ
GABANローリエ<ホール> 1枚
GABANクローブ<ホール> 1本
塩 小さじ1/2
作り方:
1、鶏もも肉は4等分に切って塩(小さじ1/4)をもみ込んでおく。玉ねぎはくし形、にんじんとじゃがいもは皮をむかずに乱切りにする。オレンジは皮をむいて1㎝厚さの半月切りを4枚取り、のこりは絞っておく。(約50ml)
2、深めのフライパンを中火にかけて鶏もも肉を皮目から焼き、しっかりと焼き色がついたら裏返し、バターを溶かして玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、にんにくをさっと油がまわる程度に炒める。
3、2に赤ワインを入れて煮立たせ、オレンジの絞り汁、水、ローリエに刺したクローブを入れて蓋をし、野菜に火が通るまで煮込んだら塩(小さじ1/2)とオレンジの輪切りを加えてさっと煮て出来上がり!
*ローリエとクローブは火を止めたら取り出します。クローブはかむと刺激が強いので、煮ている間に分からなくならないようにローリエに刺して使うと取り出しやすいです。
●クローブティーにする時は、紅茶の茶葉と一緒にクローブを1本入れ、いつものお茶を入れるのと同様にお湯を注いでください。深い香りがついて、ミルクティーにすると最高!!
●ホットワインにする時は、耐熱容器にはちみつとクローブ、ワインを入れてレンチン。混ぜ合わせたら出来上がりです。オレンジジュースをちょっと加えても美味。
私は200ccのワインに対してクローブ1本を入れてレンジで1分温めています。ちょっと熱いな程度でOKです。
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